男性救出に向け 1日夕方 重機投入へ
県は、運転手の男性が取り残されている穴に、1日夕方をめどにスロープを設置し、重機が入れるとの見通しを示しました。
31日夜開かれた危機対策会議では、スロープの設置作業に関する進捗状況が報告されました。
スロープは31日夜中の完成を目指していましたが、地盤改良を進める中で異物の処理など、別の作業が必要となったことから、進捗が遅れたということです。
県は、1日の夕方をめどに重機が入れるように作業を進めています。
また、県が陥没範囲がこれ以上広がらないように、地盤の強度を高め水を通さない薬剤を、穴の周辺に注入していることを、31日午後から始めていることが報告されました。
大野知事は、応急措置などが終了次第、県の下水道管の管理体制や国の点検基準などについて、大学職員や研究機関など、専門家を交えた検証を行う方針です。