【閲覧注意】ぼっち「小さい承認欲求モンスター……？」

承モン「いいねくれー！」

ぼっち「なっ何これ……小さい承認欲求モンスター……？」

承モン「くれー？」ｷｮﾄﾝ

ぼっち（私の精神世界にしか存在しないはずの承モンがどうして現実の私の部屋に……？）

承モン「ほんたい？　いいねくれー」ｸｲｸｲ

ぼっち「袖を引っ張ってくる…… dice1d2=1 (1) 」

1. とりあえず相手してみよう……

2. とりあえず無視しておこう……

承モン「いいねくれー、いいねくれー」ｸﾞｲｸﾞｲ

ぼっち「わかったからそんなに引っ張らないで……何して欲しいって？」

承モン「かまってくれー、なでなでくれー」

ぼっち「…… dice1d2=1 (1) 」

1. じゃあ、はい、ナデナデ……

2. ええ……面倒だな……

ぼっち「じゃあ、はい、ナデナデ……」

承モン「わぁい！」ｷｬｯｷｬｯ

ぼっち（何なんだろう、この生き物は……）

承モン「ごはんくれー」ｷﾗｷﾗ

ぼっち「そんなにキラキラした目で見られても……」

ぼっち「 dice1d2=2 (2) 」

1. ギターの練習するからまた後でね

2. dice1d3=1 (1) （1. 虹夏ちゃん 2. リョウさん 3. 喜多ちゃん）に相談してみよう……

〜

ぼっち「あっ……というわけなんです、虹夏ちゃん」

虹夏「というわけって言われても……まず承認欲求モンスターってナニ？」

ぼっち「あっ、私の精神世界に存在する概念生命体といいますか……」

虹夏「フーン？」

ぼっち「それがなぜか小さくなって現実に現れたんです……」

虹夏「意味わかんないけど……。どこにいるの、それ」

ぼっち「あっ、dice1d2=1 (1) 」

1. 家に置いてきました……

2. ここに連れてきました……

ぼっち「あっ、家に置いてきました……」

虹夏「現物がないんじゃコメントのしようもないじゃん？」

ぼっち「あっそうですね……」

〜

その頃承モンは……

dice1d2=2 (2)

1. ぼっちの部屋でお腹を空かせていた……

2. 自由を求め家を抜け出していた……

承モン「おでかけくれー、おそとくれー♪」ﾄﾃﾄﾃ

はじめての　おそと　たのしいな

はじめての　そら

はじめての　おさんぽ

承モン「いいねくれー、いいねくれー♪」

でも　ほんたい　どこいっちゃったんだろ

どこに　いったら　あえるかな

承モンは……

dice1d3=3 (3)

1. リョウと出くわした

2. 喜多と出くわした

3. 道ゆく子供に絡まれた

ぼっちちゃんから生まれた？くせにアクティブだな

子供1「おわっ！？　なんだこれ！？」

子供2「トカゲのバケモン！？」

承モン「！　あそんでくれー」ｸｲｸｲ

子供3「うっわ腕引っ張ってくるし！」

子供1「こぇー！」

承モン「？　いいねくれー、かまってくれー」ｸﾞｲｸﾞｲ

子供3「なんかベトベトしてる！？」

子供2「きったね！」

子供1「おいもう行こーぜ！」

承モン「？？　おいてかないでくれー」ﾀﾞｯ

子供達「っ！？」

キッズは承モンを

dice1d2=2 (2)

1. 振り払って逃げた

2. 蹴り飛ばして逃げた

ｹﾞｼｯｹﾞｼｯ

承モン「ぐぇ！」

子供達「きっめぇ！　早くいこーぜ！」ﾀﾀｯ…

承モン「う……ぅ……」ﾊﾟﾀ…

なんで……？

なんで　あのこたち　あそんでくれない……？

承モン「うぅっ……」ﾖﾛﾖﾛ…

ほんたいに……

ほんたいに　あいたいな……

道端に倒れた承モンの前に

dice1d4=3 (3) （1. ぼっちと虹夏 2. リョウ 3. 喜多 4. 保健所の人）が通りかかった……

喜多（あら？　道端に倒れてるあれって……）

承モン「！　きたちゃん！」

しってる　このこは　きたちゃんだ

ほんたいの　だいじな　おともだちなんだ

承モン「きたちゃん……いいねくれー」ｽﾞﾘｽﾞﾘ…

喜多「！？」

這い寄る承モンを見た瞬間、喜多は

dice1d3=1 (1)

1. その可愛さに胸を打たれた

2. そのおぞましさに悲鳴を上げた

3. 全てを思い出した……ここではないどこかの世界で、この憎たらしい生き物に大事なものを傷つけられた記憶を……

喜多「かっ、可愛いっ！　ひとりちゃんみたいっ！」ｷｭｰﾝ

承モン「くれー……？」

喜多「でも大変、傷だらけだわ！　dice1d2=1 (1) （1. スターリー 2. 私の家）に運んで手当てしてあげるわねっ」ｽｯ…

承モン「て、てあて……くれー」ｷﾗｷﾗ

喜多「きゃーっ、目をキラキラさせてるっ！　必ず私が元気にしてみせるわっ！」

>>13

1/3の確率に勝った！

>>12

これ、ボッチちゃん何が起きたか知ったら

泣きながらあやまってそう

＠スターリー

ｶﾞﾁｬｯ

喜多「伊地知先輩いますかっ！？　大変なんですっ！」ﾀﾀｯ…

虹夏「喜多ちゃん？　どうしたの？」

ぼっち「あっ……」

喜多「あら、ひとりちゃんも――」

虹夏「あーっ、喜多ちゃんが抱えてるそれって！？」

ぼっち「あっ承モン……」

虹夏「あれが小さい承認ナントカ！？」

承モン「うぅ……ほんたい……にじかちゃん……」ｸﾞｯﾀﾘ

虹夏「しゃべった！？　なんで私のこと知ってるの！？」

ぼっち「さっさあ……」

喜多「この子が道端に倒れてたんですっ。手当てしてあげないとっ」

虹夏「dice1d2=1 (1) （1. う、うん、よくわかんないけど傷だらけだもんね…… 2. いやいや、そんなヘンなもの持ち込まないでよ！）」

承モンスレ主さん！？
生きていたのか！

承モンは喜多と虹夏の手当てを受け、少し元気を取り戻した……

喜多「よしよし、もう大丈夫だからね」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

承モン「……いいねくれー」

喜多「いっぱいあげるわよ、よしよーし」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

承モン「ふへへ……」

虹夏「……で、ぼっちちゃん？　何なのこの子？　『子』って言っていいのか分かんないけど」

ぼっち「あっ私にもさっぱり……。今朝起きたら部屋にいたんです……」

喜多「ひとりちゃんの分身かもしれないわねっ」

ぼっち「あっどうですかね……。普段は私の精神世界でビルを壊したりしてるんですけど……」

虹夏「何それこわい……」

承モン「……ごはんくれー」ｸﾞｩｩ…

喜多「あら、お腹すいてるみたいっ。なにか食べるものあげないとっ」

dice1d3=2 (2)

1. 喜多は持っていたお菓子を承モンに与えた

2. そこに dice1d3=2 (2) (1. リョウ 2. 星歌 3. 並行世界のぼっち）が現れた

3. ごはん……承モンのその言葉を聞いた瞬間、dice1d2=1 (1) (1. 虹夏 2. 喜多）の脳裏にとある世界の記憶がよぎった

星歌「お前らさっきから何やって……ってええっ！？」

承モン「くれー？」

あっ　てんちょうさんだ……

このひとも　しってるよ

ちょっと　こわいけど　ほんとは　やさしいんだ

星歌「それって…… dice1d3=3 (3) 」

1. ぼっちちゃんのぬいぐるみか！？　可愛いな！！

2. 私の夢に出てきたモンちゃんじゃないか！

3. ぼっちちゃんがいつも持ち込んでくる変な生き物じゃないか……最近見ないと思ったら……

星歌「ぼっちちゃんがいつも持ち込んでくる変な生き物じゃないか……最近見ないと思ったら……」

虹夏「へ？」

喜多「はい？」

ぼっち「あっはい……？」

承モン「くれ？」ｷｮﾄﾝ

星歌「もう持ち込まないでって言っただろ。ホラ、さっさとどっか捨ててきな」

虹夏「お姉ちゃん何言ってるの？」

ぼっち（わっ私は今日初めてこの承モンを見たのに……？）

喜多「店長さんっ、いくらなんでもそんな言い方ヒドイですっ」

承モン「？　てんちょさん、いいねくれー」ﾌﾞﾝﾌﾞﾝ

星歌「dice1d3=1 (1) 」

1. ……あ、あれ？　私は何言って……。夢の話だったか？

2. いやいや、そういう喜多も喜んでソイツを踏みつけたりしてただろ。虹夏も……

3. ……まあいいや。店には迷惑かけんなよ

星歌「……あ、あれ？　私は何言って……。夢の話だったか？」

虹夏「お姉ちゃん……。掲示板の見すぎでおかしくなっちゃったんじゃない？」

星歌「人をあにまん民みたいに……。いや、ぼっちちゃん、前にもこんなことなかったか？」

ぼっち「あっいえ……はっ初めてかと……」

星歌「……ぼっちちゃんがそう言うならやっぱり夢だったかな……」

承モン「てんちょさん、ごはんくれー」ｸﾞｩｩ…

虹夏「んー、なんでお姉ちゃんのことも知ってるんだろ？」

喜多「店長さん、この子に何かあげてみます？　お礼にナデナデさせてくれますよっ」

星歌「dice1d3=3 (3) 」

1. いや私はいいよ……。とにかく店には迷惑かけんなよ

2. そ、そうだな……。（こうして見るとぼっちちゃんに似てて可愛いし……）

3. ……いや、やっぱりおかしい！　あれが全部夢なわけない！

星歌「……いや、やっぱりおかしい！　あれが全部夢なわけない！」

虹夏「ちょっとお姉ちゃん、どうしたの、そんなにムキになって！」

星歌「だって、ソイツに店をグチャグチャにされた記憶、お前らがソイツを懲らしめてた記憶……私はしっかり覚えてる！」

喜多「店長さん……！？　私達がこの子をいじめるなんてあるわけないじゃないですかっ！」

星歌「なんなら喜多が一番恨んでただろ！？　ぼっちちゃんのために作ってきた弁当を台無しにされて！」

ぼっち「あっえっ……？？？」

承モン「……くれー？」ｵﾄﾞｵﾄﾞ…

喜多「もうっ、この子が怯えてるじゃないですか！」

虹夏「お姉ちゃん働きすぎなんだよ……今日は上で休んでなよ」

星歌「っ……」

星歌（そんなわけない……私の手には……この生き物をモップにして床を拭いた、あの感触が残ってる……！）

星歌（…… dice1d3=2 (2) ）

1. こうなったらリョウも呼び出して聞いてみるか

2. なんて、夢と現実を混同しすぎか

3. いや……違う！？　私にはもう一つ……コイツに優しく指を甘噛みされた記憶がある……！