松山市と沖合の島々結ぶ中島汽船 来月から高速船の一部運休へ
松山市と沖合いの島々を結ぶ中島汽船は、深刻な船員不足を理由に来月1日から当分の間、高速船の一部を運休すると発表しました。
来月1日から運休するのは松山市の高浜港と沖合いの中島をはじめとする島々を結ぶ中島汽船の高速船です。
具体的には、松山市の高浜港と中島の大浦港の間を結ぶ「東線」の上りと下りを1日5便から2便に、また、松山市の高浜港と中島の神浦港、それに怒和島などを結ぶ「西線」を5便から3便にそれぞれ減らします。
中島汽船によりますと、こうした便は主に通勤や通学、それに買い物などの生活航路として利用されていますが、深刻な船員不足のため、当分の間、運休するということです。
一方、フェリーについては来月以降も通常通り運航するということです。
中島汽船は「中島地区をはじめご利用の皆さまにはご心配やご不便をかけて申し訳ありません。船員の確保に努め、早期の通常運航を目指したい」と話しています。