大河ドラマ「光る君へ」

躍動せよ!平安の女たち男たち! 創造と想像の翼をはためかせた女性 紫式部

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【光る君へ絵巻】ドラマ美術の世界 ~歌や踊りにあふれた平安時代の町並みを再現

直秀(毎熊克哉)らが散楽(さんがく)を披露し、まひろ(吉高由里子)や藤原道長(柄本佑)らと交流を持つ散楽広場をはじめ、人々が行き交う平安時代の町並みは、大河ドラマ「光る君へ」オリジナルのオープンセットで撮影されています。このオープンセットの美術についてご紹介します。

◆◆ デザインコンセプト ◆◆

茨城ワープステーション江戸内・北広場に設置。コンパクトながら、牛車(ぎっしゃ)が往来する広い道、長い築地塀(ついじべい)、庶民の家、裏路地、イベント広場、市場、畑、神社、祠(ほこら)、橋など平安時代のさまざまな要素を盛り込んだ番組オリジナルのオープンセット。貴族エリアと庶民エリアが交差する中心にシンボルツリーを含む散楽広場をレイアウトした。(幅:およそ60m、長さ:およそ120m)

――牛車が往来する幅の広い道

「光る君へ」のオープンセットは、これまでの大河ドラマと比べて道の幅が広くなっています。牛車が往来するには広い道幅が必要であり、また平安時代のゆったりとしたと雰囲気を表現するには広く、ゆとりのある空間のほうが良いという考えから、幅の広い道がデザインされました。また水路を掘り、暮らしに必要な水の流れを感じられるようになっています。

――ドラマが生まれる散楽広場

下級貴族の娘であるまひろと上級貴族の御曹司である藤原道長が出会う散楽広場は、貴族エリアと庶民エリアが交差する地点であり、シンボルツリーが目印のようにデザインされています。ドラマがいろいろと生まれるこの場所は、オープンセットの中央にレイアウトされています。

――既存の建物も利用

既存の建物を中級貴族の屋敷に見立てて借景にするなど、工夫を凝らして平安の町並みを作り上げ、豊かな映像を提供しています。

 

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