道路陥没が拡大、穴は最大幅約40メートルに 流水阻止へ 埼玉
埼玉県八潮市で県道が陥没して2トントラックが転落した事故で、発生から2日経った30日も消防による車内に閉じ込められた70代の男性運転手の救助活動が続いた。穴の中に水がたまり、陥没が拡大するなど危険性が高まり、救助活動はさらに長期化する可能性もある。
現場では30日午前2時半ごろ、ショベルカーで穴のまわりの崩れやすい箇所を取り除くなどしていた際に、28日と29日にそれぞれ起きた陥没の間の道路も崩落。つながって最大幅約40メートルの巨大な一つの穴になった。
消防などによると、内部には土砂やがれきのほか、下水道管とは別の雨水を流す管の破損の影響で水がたまっている。下水道の破損箇所は特定できていないが、そこから周囲の土砂が入りこんで流されることで地盤がゆるみ、陥没が拡大しているとみられる。
30日昼ごろからは、重機などを使って穴から道路につながるスロープを造る作業に着手。重機を入れて土砂やがれきを取り除きたい考えで、31日中のスロープの完成を目指すという。雨水の管についても、上流部や下流部に土囊(どのう)を置いて水の流入を止める。
30日昼時点で、トラックの運転席部分は土砂やがれきに埋まり、目視できない状態だという。