NHK朝ドラ「おむすび」 市職員の若林(新納慎也)、商店街への個人的な深い思い語る 活性化には「人の流れ変えるしかない」

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「おむすび」第84回場面写真(C)NHK

女優、橋本環奈がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説「おむすび」(月~土曜前8・0=土曜は振り返り)。橋本演じる福岡県の糸島で育ったギャルの米田結が、栄養士となり、現代人が抱える問題を食の知識とコミュ力で解決していくオリジナル作品だ。公式インスタグラムが30日更新され、神戸市職員の若林建夫(新納慎也)がさくら通り商店街のメンバーを驚かせるまさかの行動。それについて自身が商店街に対して持っている思いを語るシーンの画像が投稿された。

★以下ネタバレあり

放送では、阪神・淡路大震災を乗り越え、再建を果たしたさくら通り商店街だったが、このところ元気がなくなってきている。高齢化などで閉店する店も次々と増えるなか、大型ショッピングセンター(SC)が空き店舗などの土地をまとめて商店街に進出することをもくろんでいる。その計画用地には結の姉・歩(仲里依紗)の震災で亡くなった親友である渡辺真紀の父・孝雄(緒形直人)の店「渡辺靴店」も含まれる。

真紀との思い出の家を離れたくない孝雄は、「ショッピングセンターの中に店を作ってもいいので計画を了承してくれ」という業者の提案をかたくなに断り続けていたが、ある日、なんと孝雄の前に背広で改まった姿の若林が業者と一緒に登場。「市職員としてではなく、若林建夫個人として来ました。この土地にショッピングセンターを建設する件、了承してもらえませんか」とお願いする。

後日、パン店を営む佐久間美佐江(キムラ緑子)があわてて「ヘアサロンヨネダ」に駆け込み、孝雄がSCに土地を売ることにしたというニュースを商店街の面々に知らせる。商店街の店舗の存亡にかかわると認識する美佐江は「あの裏切りもんが…」と、孝雄に対する怒りの気持ちをみんなの前で吐き出す。

そこに若林がやってくる。若林は自分が孝雄に検討をお願いしたということを商店街のメンバーに明らかにする。

「市は申請が出たらショッピングセンターの建設に許可を出すでしょう。あくまで個人的な意見ですが、僕もそのほうがええと思ってます」と話す若林に、美佐江は「あいつらに金積まれたんやろ」「あんたみたいな役所の人間は、この商店街なんてどうだっていいって思っとるやろう」と憤る。

それを聞いた若林はそれにムッとした表情を向けると「そんなわけ、ないやないですか!」と本気で否定する。「僕、この商店街に育ててもうたんです」といって、鍵っ子だった自身が美佐江ら商店街の人々に優しくしてもらったことや、高校でバイトをしたのも、成人式でスーツを作ったのも、初めてビールを飲んだのもこの商店街だったなどと説明。「僕にとってこのさくら通り商店街は人生の一部なんです」と訴えかける。

そして「正直言って、いま跡継ぎ問題で閉店するお店が増えて活気がなくなっています」と不安視している事象を説明、「それを食い止めるには人の流れを変えるしかないんです」という。駅前には大型マンションが増えている実態があり、「ショッピングセンターができたらその人たちが利用するようになり、必ずや商店街にもいい影響が波及する」。このことを孝雄に伝えたら、納得してもらえたということを話す、といったシーンが描かれた。

朝ドラファンからは「震災後のそれぞれの描き方、それぞれの立場や思い…おむすびストーリーの中でも震災に関するシーンやセリフに引き込まれています。若林さんの思いにグッときました」「若林さん、商店街の敵になっても商店街に尽くしていたんですね。商店街のため、直接の利害関係者でないから見えてくる物がありそうですね」「美佐江サンも若林サンも地元愛に溢れているのは同じなんだけどねぇ…」といった意見が寄せられている。

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