岩手県盛岡市の旧繋小学校の校舎を活用した日本語学校の開校に向けて、1月30日に市と事業者が協定を結びました。閉校した学校の活用は盛岡市では初めてです。

1月30日、盛岡市役所では日本語学校を運営する2つの事業者の代表と内舘茂市長、それに繋地区の住民代表が協定書にサインしました。

旧繋小学校は児童数の減少により2022年3月に閉校しました。

市は公募の結果、地域の活性化に向けて校舎を再活用する事業者として日本語学校を運営する事業者を選定。
この事業者はアジアを中心に外国人を受け入れ、日本語学校を核としながら就労の支援にも取り組むほか、校舎の一部は住民の地域活動に開放するということです。

つなぎ地区振興福祉推進協議会 高橋金兵衛顧問
「最大200人くらいの子どもが来ていただけるということで、眠っていた施設を利用することも非常に大事なことだと考えている」

日本語学校を運営ジャパンシンビオティックコーポレーション 楊尚勇社長
「勉強、生活、将来地元で仕事定着するまでの支援を(行って)盛岡市民として生活していけたらと思う」

日本語学校は2025年4月から学生を募集し10月に開校する予定です。

岩手めんこいテレビ
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