大阪 貝塚 ２６歳男性を殺害した疑いで知人を再逮捕

去年（２０２４年）１１月、大阪・貝塚市の岩礁で２６歳の男性が死亡しているのが見つかった事件で、警察は男性の口や鼻を布テープでふさいで殺害したとして、２７歳の知人を殺人の疑いで再逮捕しました。

再逮捕されたのは、大阪・中央区の飲食店経営、中村僚希容疑者（２７）です。
警察によりますと、去年１０月下旬、大阪・西区の飲食店アルバイト、宮城竜斗さん（２６）の口や鼻を布テープでふさぎ、窒息させて殺害したとして殺人の疑いが持たれています。
被害者の男性は去年１１月、大阪・貝塚市港の岩礁にある波消しブロックの間で両足首などを布テープで縛られた状態で死亡しているのが見つかりました。
中村容疑者は別の２人とともに男性を車で連れ去って監禁したなどとして先月（１２月）逮捕・起訴されたほか、今月（１月）には遺体を海に遺棄したとして再逮捕されていました。
その後の捜査で、容疑者が男性に布テープを巻きつけるなどした疑いがあることが新たに分かったということです。
警察によりますと、容疑者と男性は知り合いで、去年８月から大阪市内で飲食店を共同で経営する計画を立てていましたが、物件を契約する際の連帯保証人をめぐって話し合いが続いていたということです。
警察が事件の詳しいいきさつを調べています。
容疑者の認否については明らかにしていません。