マスク氏、ドイツ右翼集会にオンライン参加 「未来のために戦おう」

有料記事

ドイツ東部ハレ=寺西和男
[PR]

 米起業家イーロン・マスク氏は25日、2月のドイツ総選挙に向けて右翼政党「ドイツのための選択肢(AfD)」が開いた選挙集会にオンラインで参加した。「ドイツの偉大な未来のために戦おう」と語り、集まった支持者に対して家族や友人にAfDへの投票を働きかけるように呼びかけた。

 約4500人が集まった独東部ハレの会場の巨大なスクリーンに映し出されたマスク氏は、「ドイツ人であることに誇りを持つのが重要だ」とし、ナチス・ドイツの歴史を念頭に「過去の罪の意識にとらわれ過ぎている。子供は親の罪を背負うべきではない」と語った。

 排外主義的な主張を掲げるAfDの一部の党支部は、ナチス台頭の反省をふまえてつくられた独情報機関から「右翼過激派」と認定され、監視を受ける。ドイツで禁止されているナチス時代のスローガンを過去の演説で訴えて、罰金刑を受けたメンバーもいる。

 マスク氏はこの日の演説で…

この記事は有料記事です。残り475文字有料会員になると続きをお読みいただけます。

※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません

この記事を書いた人
寺西和男
ベルリン支局長
専門・関心分野
欧州の政治経済、金融、格差、ポピュリズム
  • commentatorHeader
    佐藤優
    (作家・元外務省主任分析官)
    2025年1月27日8時38分 投稿
    【視点】

     新自由主義者の特徴は、現在の市場だけを考え、過去を顧みないことです。歴史に対する責任が稀薄なのです。「過去の罪の意識にとらわれ過ぎている。子供は親の罪を背負うべきではない」という発言をマスク氏は一般論として語っているのでしょうが、ドイツ史

    …続きを読む