映画大手4社からなる日本映画製作者連盟(映連)は29日、令和6年の国内興行収入(興収)などを発表した。洋画が不振で、興収総額は2069億円と現行の統計方法が始まった平成12年以降で11番目の成績にとどまったが、邦画は1558億円と12年以降最高の記録を更新。令和4年から続く総額2000億円台は維持した。
洋画興収は一昨年の米ハリウッドのストライキで作品数が減ったことなどが影響したとみられるが、映連の島谷能成会長は「今年は大作が戻ってくる。数字も期待できるのではないか」と明るい見通しを語った。
公開本数は1190本。興収上位は邦画が占め、トップは「名探偵コナン 100万ドルの五稜星(みちしるべ)」の158億円だった。次いで「劇場版ハイキュー!! ゴミ捨て場の決戦」(116億円)。いずれもアニメで、100億円を突破したのは、この2本のみ。
実写は「キングダム 大将軍の帰還」(80億円)がトップで、全体では3番手。洋画の最高はアニメの「インサイド・ヘッド2」(53億円)だった。