昨年度、県内で確認された障害者福祉施設の職員らによる障害者への虐待は15件で、前年度を下回ったものの過去2番目に多かったことが県のまとめで分かりました。
県障害者政策課によりますと、昨年度に福祉施設で起きた障害者に対する虐待として相談・通報・届け出があったのは88件で前年度の112件を下回りましたが、統計を取り始めた2012年度以降2番目に多くなりました。このうち虐待として認められたのは15件で過去2番目の多さとなりました。
虐待の種別では、暴行を加えたり正当な理由の無い拘束など「身体的虐待」が最も多く11件、暴言や拒絶的な対応などの「心理的虐待」が4件でした。また、全国でグループホームを運営する企業が利用者から食材費を過大に徴収していた問題など「経済的虐待」も2件ありました。
県では、引き続き相談窓口の周知や施設職員の研修などを進め、障害者への虐待防止に取り組む方針です。