さてさて・・・
和泉の国へと向った年老いた源九郎狐ですが・・・・・
幸い堺と和泉は近い距離であったものの、和泉に着くとさすが老年の身体、疲れて立っているのもやっとの状態でした。
源九郎狐は、一軒の農家を見つけてそこで休むことにしたそうです。
「ごめんください」
と台所からはいると、誰もいません。
家の主を捜しましたがどこにも居ません。
くたびれた身体をどこか休める所はないかと見回すと、ご飯を薪で焚く「くど」(かまど)がありました。
「くど」へ身体を寄せ付けると、ちょうど薪は取り除かれ残った灰はポカポカと温かいではありませんか。
源九郎狐はポカポカの「くど」の中へはいると疲れのためにすぐに、ぐっすりと寝てしまったそうです。
ところが・・・・
そこへこの家の主人が帰ってきて、源九郎狐がくどの中で寝ていることをしらない家主は、その「くど」に薪を入れご飯を炊いてしまったのです。
炊いたご飯があまりにおいしいので、どうしたのかとくどの中を見てみると・・・・
「わっ~!!これはなんだ!!」
驚いたことに一匹の狐の焼死体がありました。
仕方がないので、主人は家の前にある畑に死体をうめたそうです。
ところが・・・・
この事があってから、この家からは何かと不幸が続くようになったそうです。
あまりにも続く不幸な出来事に、主人は不思議に思って霊媒者にみてもらいました。
すると、
「焼死体は源九郎狐であったこと。これからは毎年田畑に狐の餌をまくこと。狐の不満を聞き狐と人間が仲良く暮らせるようにする事などを源九郎が語っている」
とのお告げが下ったのです。
早速主人は狐の好きな「いなりずし」をつくりそれに白飯、赤飯、醤油飯などのおにぎりを作って村落の田畑へ供えて配ったそうです。
それからというもの、不幸な出来事はぴたりと無くなり、幸せが続くようになりました。
そんなことから、寒い「寒」の前後になると、あちらこちらで狐の施行がなされるようになったそうです。
源九郎稲荷神社のことを
みなさんに知っていただきたくて
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