週刊文春「誤報」の件、初報段階では情報源はX子さんの知人で(すなわちX子さんからの伝聞だったため記憶違いや解釈違いが生じて)それが「誰から誘われたのか」という重要な情報の間違いになってしまったんでしょうね。それ自体は大きな問題だと思いますが、1/25の記事を読むとA氏が中居氏と被害女性を付き合わせようとして職務上優位な立場で(被害女性は立場上断れず)中居氏と被害女性の携帯番号を交換させてその数日後に中居氏が女性に直接連絡があってそこで複数人の食事だよと嘘を付いて?(ここはまだ詳細わからず)自宅に呼び出して“トラブル”につながっているのだから、被害女性の観点に立ってそこに至る経緯を見ていけば、事案がここまで大問題になった大枠はほとんど変わらないのでは……? 少なくとも「世紀の大誤報」なんてものではない。
つまり、
①A氏やフジテレビが直接的に女性を「上納」する仕組みをつくっていたかという点の疑惑は薄まったものの、芸能人と編成部長と女性アナウンサーが食事にいって「付き合っちゃいなよ」って言って電話番号交換させる時点でこのご時世普通にアウトだろという話でもあって、ほかの事例などが出てくればこの疑惑もまだくすぶっている状態。実際フジテレビの現役女性アナウンサーの告発などもあったし、探せばいくらでもほかに類似事例ありそうな気配
②少なくとも被害女性はトラブル翌日にフジテレビ幹部に被害を報告相談したが、記者会見を見る限り1年半まともに対応がなされず放置状態になっていたということがこの間の記者会見で明らかになった
③問題認識後もろくに社内で情報共有が行われず、中居氏の番組は減るどころかむしろその1年半で増えた。それが被害女性をさらに傷つける結果につながった
④トラブルが起きたのは2023年6月初旬で、翌日には幹部への相談(事案報告)が行われている。報告の際、寿司屋での件や中居さんからの誘われ方なども含め、その席でA氏の話は恐らく出ていたはずなのに、6月下旬にはA氏は編成部長に昇進している。事案と昇進がほぼ同時期なのでこのときは人事のタイミングや経営陣への報告などが行われなかったため昇進したということも考えられるが、その1年後の2024年には編成局編成戦略センター室長兼編成部長にさらなる昇進?もしていて、もし経営陣が問題を認識していたのなら、この人事もおかしいよねということになるし、被害女性が自分の不調の原因をつくったA氏とそれを重用するフジテレビに不満を持つのは当然で、このあたりもガバナンスが問われるところだし、第三者委員会で調査が求められる
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普通に上記4つの項目から考えればガバナンス・コンプライアンス意識が完全に抜け落ちていたフジテレビから経営陣が3人退任する流れになるのはやむを得ないのでは? 実際退任してるし。そこにこの文春の訂正はほとんど影響ないように思います。少なくともフジテレビにとっての核心は被害女性が翌日に相談報告しているのにそれをまともに取り合わなかったことの不手際が問われているわけですから。そこのところはファクトの争いようがない。
今回の週刊文春の記事訂正は「火のないところに煙を立ててしまいました。すみません」ということではなく、「もくもく煙が立っている火事の出火元を間違えて報告していまいました。すみません」という感じの話。文春も謝るべきところは謝りつつ、他方でこの問題は非常に公益性の高い話なので、ひるまずいろいろファクトを取ってきて、願わくば被害女性のメンタルに負担を与えない配慮をしながら報道を続けてほしいですね。
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