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七話

☆☆☆☆に挟まれている部分は、香菜ちゃんのステータスを細々と書いてあります。すっ飛ばして読まれても、あまり支障はありません。

「夕刻ですか。では、もし宜しければ、それまで時間もありますから、どこかご案内しましょうか?例えば兵舎や訓練場等でしたら、私でも出来ますし」


「そうじゃの。幾つか確認したい事もあるし。では、頼めるか?」


 その提案に二つ返事で応じた香菜姫は、では、こちらへというバーリーについて移動しながら、気になっていた事を聞くことにした。


「騎馬で行く場合、荷物はどうするのじゃ?馬に積める量は知れておるじゃろう。野営の時に困りはせぬのか?それに、食料等も運ぶのであろう?それらはどうやって運ぶのじゃ?」


「あぁ、そこらの荷物は、マジックボックスを持つ魔術士が同行しますので、その者達が持って行きます。もし聖女様が何か持って行きたい物があるのなら、その者達におっしゃって下されば、大丈夫です」


「まじっくぼっくすとな?」


「はい。ご覧になりますか?」


「良いのか?ぜひ、見てみたい」


 好奇心を露わにする姫に、ならば魔術士達の訓練場へご案内しますと言って、隊長は少しばかり方向を変え、進んでいく。着いた先は高い壁に囲まれた開けた場所で、壁沿いには弓術の的の様な物が幾つも並んでいた。

 その前には黒っぽい被り物の付いた、道中合羽のような物を身に付けた者達が大勢おり、的に向けて何やら唱えながら火や水を放ったり、風の力で切りつけたりしている。隊長はその中の一人で、的に向かって雷のような光を撃ち放っている男に声をかけた。


「おい、ヘンリー。悪いが聖女様にマジックボックスをお見せしてくれ!」


 聖女という言葉に反応したのだろう、その場の視線が一気に姫達に集まった。その中には、怯えをはらんだものも幾つかあったが、殆どが好奇と、安堵を伴う期待に溢れたもので、


「「あれが、聖女さま……」」、「「では、あの狐達は…」」、「「これで、ようやく…」」


 などと言う声が、耳に届く。


 久しぶりに広い場所に出られた事が嬉しいのか、走り回る白狐達を珍しげに見ながら、先程呼ばれた男が走り寄って来た。背は高いが細身で、目の色も髪の色も灰色がかった黒色をしており、学者のような風体の男だ。


「お待たせいたしました、隊長。聖女様、はじめまして。 王宮魔術士のヘンリー・ギンゲルと申します。今回の討伐には、私とバートと申す者が同行致しますので、よろしくお願いします」


「妾は香菜じゃ。急の出立となったが、宜しく頼むぞ」


「はい。では、マジックボックスでしたね。パーソナル・ステータス」


 そう唱えた魔術士は、何やら胸の前辺りで本を捲る様な仕草をし出した。どうやら当人だけに見える仕組みのようだ。


「妾には見えぬが、それは本なのか?」


「はい。主に私の身体の状態や、使える技や能力等が記されています。そして、私の場合は、持ち物を収納する入れ物でもあります。例えば、戦闘時に使用する魔道具や、今からお見せするマジックボックス等を仕舞う事が出来ます」


「この世界では、皆、その見えぬ本を持っておるのか?」


「そうですね。ステータスは、皆持っていますし、当人以外は見ることができません。ただ、型はそれぞれです。私のステータスはブック型と言って、本の形をしていますが、最も一般的なのは石板型ですね。希に水晶玉型等もあるようですが。なんにせよ、一番馴染みのある形で現れると言われています」


 石板は、木枠に薄く削った石を張り付けたもので、幼い子が読み書きの練習等に使う道具なので、馴染みやすい者が多いのでしょうと言いながら、ヘンリーは何も無いとしか見えない所から、何かを取り出した。五寸程度の四角が、縦四つ、横八つ並んだそれは、香菜姫の目には、升目ごとに絵が描かれた小さな障子のように見えた。


「私のボックスは、このように入っている物が見える仕様になっています。そして、この部分を押すと、中の物が一つ取り出すことが出来ます。この隅の文字は入っている商品の名で、横の数字は数になります」


 そこには携帯食料や夜営用と思われる鍋や寝具らしき物の他に、武具や馬具の予備、それに油や小麦だけでなく、芋や豆迄入っていた。それに説明された箇所を見ると、確かに文字と数字らしき物が書かれている。


「これほど小さき所に、これだけの物が収まるとは、なんと便利な!じゃが、これを仕舞う時にはどうするのじゃ?」


「マジックボックスは、出した時と同じように仕舞います。ステータスは、クローズと唱えれば消えますよ」


 ほう、ほうと、感心しながら聞いていた姫は、横にいるバーリーの方を向くと、質問した。


其方(そち)のすてーたすとやらも、同じような物か?」


「いえ、私のは最も一般的な縦の石板型で、収納やマジックボックスは使えません。そういうのは、魔力の多い魔術士だから使える物で、普通一般のステータスは大抵、縦、横どちらかの石板型ですね」


「そういう物なのか。では、少々持って行きたい物が在る故、ヘンリーとやら、頼んで良いか?」


「勿論です」


 快諾の返事を受けて、香菜姫が上げたいくつかの物の名前を聞いた隊長は、それらは元々救援物資として、持っていく予定に入っていた物がほとんどだと言い、数量の変更だけで済むから問題無いと請け負った。




 そろそろ昼食の時間だと言うバーリーの言葉に、部屋に戻った香菜姫は、食事と共に、大型の本が台に置かれているのに気づいた。


「図鑑とか申しておったのは、これの事じゃな」


 それは表や裏だけでなく、背の部分にまで皮の装丁が施された豪奢な絵草紙で、中には禍々しい様子の生き物達が、色鮮やかに描かれていた。山犬や猿、猪に似た物や、翼の有るもの、大型のトカゲのような物など、多種多様だ。

 絵の下に書かれている説明文も、見たことの無い文字な上に、横書きではあるが、不思議と内容は頭に入って来る。


「これは、まるで魑魅魍魎(ちみもうりょう)の類いのようじゃの。なるほどの。確かにこれは、妾が適任かもしれん。しかし、種類が多いの。あぁ、これなんぞ、【諸国百物語】を思い出すわ」


 その本は全五巻、百話が収録された怪談絵草紙で、香菜姫は若くして身罷(みまか)った兄泰誠(やすまさ)と共に、先を争うように読んでいた事を思い出した。自分の方がたくさん読んだのだと、偉ぶる兄の顔が浮かんだせいで、目の奥が熱くなるが、唇を噛み堪える。


「しかし、どうやら思っていた害虫退治などではなく、これは化け物退治と言った方が良いようじゃな」


 一通り図鑑に目を通した香菜姫はそう独り言ちると、先程みた≪すてーたす≫とやらが、自身も使えるかどうか、試してみる事にした。

 じつは、この世界の者達は皆使えると聞いたので、気になって仕方がなかったのだが、人前で試すのは少々恥ずかしかったのだ。魔術士が唱えていた呪文を思い起こす。


「ぱーそなる、すてーたす」


 すると、姫の目の前に巻物が現れた。それは既に一尺ほど開かれており、おまけに書かれている文字を読み進めて行くと、読んだ部分が勝手に巻き上がって行き、次々に先の部分が現れてくる。


(ほう、これは……)




☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆



●氏名     土御門 香菜


●齢      十四歳


●体力     五十五/六十二


●神力値    二千四百八十/二千五百六十


●物理攻撃力  九十五


●物理防御力  百二十一


●魔法的攻撃力 三百五十三


●魔法的防御力 三百二十二

 

●素早さ    六十八


●特殊能力   二種


 ◎射腹蔵鈞(しゃふくぞうきんの)術……透視、霊視 二級…直に触れた物の透視、霊視ができる。


 ◎穏形(おんぎょう)術……不可視結界術。自分の姿を見えなくする 二級…自分の姿のみ、見えなくすることができる。


●技能

 陰陽術  一級

 御神楽  特級

 書道   二段

 弓術   初段

 算術   二級

●契約獣  

 周王  炎の文様を有し、風と炎を操る。人化、巨大化が可能 格は空狐(くうこ)


 華王  花の文様を有し、水と植物を操る。人化、大型化が可能 格は空狐


●物品収納箱 (出入万事満願)

 ◎各種着替え……足袋 九十九双  雪駄 十足  下駄 十足

         寝間着 十枚

         肌襦袢 単衣用二十枚  袷用十枚

         長襦袢 単衣十枚   袷十枚

         着物 赤・桃・青・黒・白・緑 各種柄物三枚 

         袴  緋色・深緑・黒・白・桃・紺 各種三腰

         帯・腰ひも・各種小物 十組

 

 ◎矢立て……檜扇型 墨・朱墨用各三本  引型矢立 五本


 ◎筆……熊野筆 短穂 大筆、中筆、小筆、各五十本 


 ◎墨及び硯……墨 五丁型九百九十九本   朱墨 三丁型九百九十九本

        雄勝硯(おがつすずり) 十面 雨畑硯(あめはたすずり) 十面


 ◎神事用具(扇及び鈴等)……中啓(ちゅうけい) 二握(金銀・鈍色)

               檜扇 六握(春夏秋冬各一種・縁起物二種)

               神楽鈴 二種(五色布・朱房) 

               鉾先鈴 二種(五色布・朱房)

               五十鈴 二種(金・銀)


 ◎算盤……そろばん五台  算盤二面  算木二箱


 ◎式及び札……和紙と神力にて自動作成 和紙の残量 九百九十八束九帖四十六枚 


 ◎武器……小狐丸・天之麻迦古弓(あめのまかこゆみ)天羽々矢(あめのはばや)


 ◎書物……古今算法記・改算記・塵劫記(じんこうき)


 ◎不思議収納箱……空



☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆




「…前の方の数字が意味するところは、よく判らんが、射腹蔵鈞術と穏形術が使えるのはありがたいの。習いはしたものの、実際に使った事は無かったゆえ。ふむ、式は勝手に作られておったのか。合点がいったわ」


 意味の判らない項目が幾つか有るものの、総じて手形と、なんでも入っている(ひつ)が合わさった様な物だと解釈することにした。


「しかし、これを見たところ、日常使うものに不便はしなさそうじゃ。まっこと至れり尽くせりとは、この事じゃの」


 香菜姫が己の≪すてーたす≫を眺めながら、ぶつぶつと言っているのを不思議に思った周王と華王が、覗き込んできた。


「姫様、何を見てられる?」


「我等には見えもせんが」


「妾のすてーたすとやらじゃ。巻物になっておっての、お主等の事も書かれておるぞ」


「「おぉ、我等の事が!それは是非とも、読んでくれませ!!」」


 狐達にせがまれるまま、彼らについて書かれている箇所を読んでやる。すると、


「「なんと我等の格が空狐とな!これは、めでたや」」


 香菜姫が譲り受けた時、二体はまだ気狐だったこともあり、格が上がっていると言って非常に喜ぶことになった。これなら、稲荷空狐となる日も近いのでは、いや、それはいくら何でも驕りが過ぎるというものよと、浮かれ騒ぐ狐達を眺めながら、


「それにしても、収納箱に入っておる物はどうやって取り出すのじゃろう?ノーマンは摘まみ出すように取り出しておったが、矢立てなんぞは、欲しいと思ったら出てきおったし。これは本と巻物の違いであろうか?」


 とりあえずは小さな物で試してみようと思い、春の檜扇が欲しいと念じてみる。すると、ポンという音と共に姫の手の上に檜扇が載っていた。

 広げてみると、桜と蝶の柄が描かれたそれは、姫が神楽舞の稽古で使用していたものとソックリだった。思わず稽古をつけてくれていた母の事を思い出してしまい、胸が詰まる。戻れと念じれば消えたので、恐らく収納箱に戻ったのだろうと思えた。


(ほんに、便利な世界じゃの。これも又、召喚に手を貸した、この世界の神とやらの計らいなのかもしれん。妾が不自由無く生活できるようにという事か。じゃからといって、召喚された事自体を許す気は更々無いがの。まぁ、使えそうな物が色々とあった故、あれで魔獣退治や浄化がなんとか成れば、良しとするか…)



 夕刻、式が戻ってきた時に支障なく地図を作成できるように、必要となる墨を磨ることにした姫は、硯を三面並べ置いた。そのうち一面は朱墨用だ。使用人に頼んで汲んできてもらった水に浄化の真言を唱え、少しずつ水を加えながら、丁寧に磨っていく。


 漸く朱墨まで磨り終わった頃、式が次々に戻ってきた。其れ等はそれぞれの(くちばし)や羽に墨を含ませ、台の上に広げられた紙に己の見てきたものを地図として描き出していく。


 ちょうど部屋を訪ねて来たバーリー隊長が、その様子に目を見開いて驚いているのを見た姫は、妾の式は優秀じゃろうと言って、笑った。


 半時ほどかけて出来上がった地図を前にして、香菜姫は、


「まずはここじゃの。やはり鬼門であるクラッチフィールドか。それと裏鬼門となるエジャートン。しかし、ここドーキンスは、違う意味で問題大有りじゃな」


 そう言って、眉をしかめた。地図には朱墨を使って、魔獣の分布が点で記されていたのだ。それをみる限り、ドーキンスよりも、クラッチフィールドに魔獣が集中している。それも、圧倒的にだ。


 隊長に、各地からの救援要請は、どのようにして送られて来るのか質問すると、


「前は伝書鳥を使用していましたが、魔獣に襲われ数が減った為に、今は魔獣避けを施した特別な魔道馬具を装備した、早馬を使った連絡便が主です。要所要所に交代要員と馬を置いた連絡局が在り、それらを経由しながらこの王都に届けられます」


「其処らは、どの世界も同じような物じゃな。では、ここから此処へは、どれ位かかる?」


 王都とクラッチフイールドを指し示すと、魔獣に遭遇しなければ、およそ一日半との返事が帰って来た。


「その際の連絡局とやらの場所は判るか?」


「細かいことは判りかねますが、この街道沿いにおよそ八ヶ所在ったはずです」


 地図上のある道筋を指さす。


「では、ここも通るのじゃな。なるほどの。そのせいで、このような事になっておるわけじゃな」


 納得いったとばかりに頷いた香菜姫は、暫く地図を眺めていたが、


「それにしても、外では魔獣とやらが跋扈し、頼みの臣下からは虚偽の報告とは、ウィリアムも中々大変よの。じゃが、妾を謀ろうとする者がいるのは不快じゃ。のう、周王、崋王。この様な者に、容赦は要らぬよの?」


 そう言って、にんまりと笑った。 


 その笑顔を見たバーリーは少しだけ、ドーキンスの領主を憐れに思った。


◇*◇*◇*◇*◇



おまけ小話【狐達のすてーたす】


「(周)我たちもできるかの?」


「(華)やってみようぞ!!」


 香菜姫から≪すてーたす≫の話を聞いた白狐達は、己たちもできるか気になったため、主が何やら忙し気に墨を磨っている隙に、部屋の隅でこっそり試してみることにした。この辺り、よく似た主従である。


「「ぱーそなる、すてーたす!」」


「(周)ほう、出てきたぞ!我のは姫様と同じく、巻物じゃ!」


「(華)我もじゃ!」


「(周)何と書かれておるのか…」


「(華)おぉ、こうして文字になっておるのを見ると、我が事ながら面はゆいのう…」




●名  周王

●年齢 不明

●格  空狐

●属性 炎と風

●技  人化 二種 巨大化

    斬……鎌鼬(かまいたち) あらゆるものを切り裂く。

    縛……羂索 (けんさく)術 悪しきものを縛り上げる。広目天に学んだ。

    炎爆(えんばく)…相手を炎で包み、焼き払う 爆音を伴う

    ・

    ・

    ・



●名  華王

●年齢 不明

●格  空狐

●属性 植物と水

●技  人化 二種 大型化

    凍……あらゆるものを凍らせる

    脱……着衣を脱がす 奪衣婆に習った。

    朧舞(ろうぶ)…あらゆる植物の成分を粉末化して、まき散らす。植物によって効果は変わる。

    ・

    ・

    ・ 


 周王、華王共に、最初は楽し気に己のステータスを眺め、場合によっては声に出して読んだりしていたのが、ある場所に差し掛かった時点で、どちらもが急に黙り込んでしまった。そして、しばらく躊躇したのち、共に「「くろーず」」と唱えたのだった。


「(華)……さて、我は少し散歩でもしてこようかと…」


「(周)そ、そうか?では、我は少し休んでおくことに…」


 そう言うと、華王は窓から庭へと飛び出し、周王は香菜姫の寝室へと向かった。そして、どちらもがこっそりと、もう一度「ぱーそなる、すてーたす」と呟いた。


「(華)さて、これを言うべきか、隠しておくべきか…」


「(周)しかし、素直に話して、もし分けてほしいと言われたりしたら……」


 共に今見ている物も、先程黙ってしまった原因もまた、同じもので、それは双方の持ち物の中にあった。


【●持ち物……阿古町様ご用達 仙界印の油揚げ 200枚 超絶美味な上に、一枚食べれば力が漲り、5年は何も食べなくても大丈夫。】


 基本、気狐や空狐ともなると、食事の必要はないのだが、食べられない訳では無い。それどころか霊験あらたかな食物は、より一層神力を高めてくれる御馳走であった。


((伝説の仙界印の油揚げ…じゅるり。あぁ、よだれが止まらん。とりあえず、一枚、いや、ホンの端っこを齧るだけ…齧ったら直ぐに戻そう…))


 どちらの狐も、ほんの少し食べたら終わりにしよう。そう決めて一枚取り出し、遠慮がちに端に齧りついた。


((う、うまぁーーーーーー!!))


((周)何とも言えぬ芳醇なこの香り、深い味わい…)


((華)噛むほどに滲み出る高貴な味は、まさしく仙界印…)


 何の事は無い。どちらの狐も、端を少し齧るだけのつもりが、気がつけば一枚ぺろりと食べきっていた。しかも。


((あと一枚だけ……あと一枚…))


 しばらく後、どちらも10枚以上平らげてしまい、茫然とすることになったのは言うまでもない。


私はあまりゲームの類いはしないため、ステータスについての突っ込みは、ご容赦を。《どうしてもこれだけは、何がなんでも直して欲しい!》と思われる事がありましたら、感想欄にてご教授頂けたらと思います。


また、狐の格付けは時代が少々違いますが「皆川淇園」の説を使用。尻尾に関しては諸説あるようですが、出典元がはっきりしている物が見当たらなかったため、≪変化しない≫という事にしてあります。

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