フォーリンラブのバービーさんが芸人として、ひとりの女性として、モヤモヤしたことや疑問に思ったことなどと向き合い、自らの言葉で本音を綴っているFRaUweb連載「本音の置き場所」(毎月1回更新)。2024年夏に第一子となる娘を出産したバービーさん。結婚・妊娠前から、子どもが産まれてからのことをパートナーであるつーたんさんとよく話し合っていたそうで、バービーさんは赤ちゃんのお世話もお金に関することも夫婦平等に割り振ることを想定していたそう。

3ヵ月半の育休を取得したつーたんさんとともに初めての育児をスタートし日々奮闘するなかで、夫婦間のズレや母親である自分に対する焦りなどが生じたと言います。その詳細とともに、産後半年ほど経った今感じていることを率直に綴っていただきました。

バービー連載10回までが1冊になった初のエッセイ集『本音の置き場所』はこちら

育児は「手伝う」ものじゃない

「育児手伝うよ」と男性が言うと「手伝うじゃないだろ!父親も当事者だ!」とピリッとした空気が流れるようになってきた。

だが、実際は男性の育休取得率は未だ低いまま。物理的に「手伝うよ」止まりになってしまうご家庭が多いのが現状だ。歪な構造はそこかしこにある。

男女の収入格差(男女の賃金格差は、日本は2022年は21.3%)、出産によるキャリア断念(3割が辞めている)、保育園問題(減ったとはいえ待機児童2500人)などなど。(※男女の収入格差は経済協力開発機構(OECD)のデータによる。ちなみにアメリカは17%、イギリスは14.5%。第一子出産後の復職については厚生労働省のデータによる。ちなみに7割復職はとても増えた数で、2000年代は半数以下だった。待機児童数は令和6年4月1日時点のこども家庭庁のデータより)

女性が子育てに取り掛かる時間が長いケースが多く、『はい、子育て半分こ』とは簡単にはいかない。このご時世、どのようなスタイルでどうやって、産まれたばかりの赤ちゃんを育てていこう?

写真提供/バービー
 

妊娠する前から、はたまた結婚する前から先の事を考えすぎる癖のある私は、ずいぶんイメージを膨らませてきた。パートナーとはフェアな関係でいたい私は、お世話の量も、お金も完全に半分こを想定していた。

父は働きに出て母が赤ちゃんにつきっきりの役割分担制か、はたまた家事育児は平等に割り振り、同じ視点で親として共に成長していく育児共闘制か。