中国でどのサイトがブロックされているかがわかる「GreatFire.org」
ネットへのアクセスが一部で規制されている中国では、日本と同じ感覚でネットを使おうとするとGmailやGoogle検索ができなかったり、Facebookに日記を書けないなどさまざまなサービスが利用できずに意表を突かれることがあります。そんな中国でいまどんなサイトがブロックされているのか、「GreatFire.org」を使えば確認することができます。
China blocks Instagram in the wake of Hong Kong democracy protests
http://www.engadget.com/2014/09/28/china-blocks-instagram/
検索の仕方は、ページ上部に表示されている検索窓にサイトのキーワードを入れて「Search」をクリックするだけ。複数の候補が存在する場合は、候補が一覧表示されるので選択することが可能です。
Facebookを検索した結果はこんな感じ。カレンダーは見事に真っ赤っかの100%シャットアウト状況となっていました。
facebook.com is 100% blocked in China | GreatFire.org
Twitterを見ても同様に100%ブロック状態。中国では「中国版Twitter」とも呼ばれるSina Weibo(新浪微博)が広く使われています。
twitter.com is 100% blocked in China | GreatFire.org
そしてInstagramを検索してみると、結果は「プロック度13%」というものに。特に、9月29日にはそれまでに見られなかった赤色の「Blocked」が出現し、状況が変化していることが見てとれます。
https://instagram.com is 13% blocked in China | GreatFire.org
突然のようにInstagramを取り巻く環境が変化したわけですが、これは民主的な選挙制度を求めて香港で発生しているデモが原因と見られています。
香港で学生が民主化要求 逮捕者も NHKニュース
学生を含む市民で構成されたデモ集団は、香港を統治する香港特別行政区政府の長官を選出するための選挙制度が変更されたことに対して反対の声を挙げています。1999年に中国へ香港が返還されてからも比較的民主的な選挙が行われてきた長官選挙ですが、従来は間接選挙が行われていた制度を市民による直接選挙を認める一方で、中国政府に批判的な候補者の立候補を事実上不可能にするという「改悪」に対して反対の声が大きく湧き上がっているもの。
香港の民主派が反発-行政長官立候補者の審査を中国が義務化 - Bloomberg
![](https://i.gzn.jp/img/2014/09/29/china-blocks-instagram/snap8325_m.png)
デモには数万人の市民が集まり、市内中心部の道路を占拠するなどして抗議行動を展開。これに対して香港警察は催涙弾を発射するなどしたために数十名のけが人が出るという事態に発展。一部では警察がゴム弾を発射したという情報も流れています。
香港長官選の抗議活動続く、警察はデモ隊に催涙弾 | ワールド | Reuters
![](https://i.gzn.jp/img/2014/09/29/china-blocks-instagram/snap8324_m.png)
このデモ隊による抗議行動の様子は、現地メディアの一つであるHK Apple DailyによってYouTubeで生中継されています。
9.28 佔中啟動直播
ネット規制が行われていない香港からは、Twitterなどによる情報発信が続々と行われています。これは、香港の中心地の一つであるモンコック(旺角)に集まり反対を叫ぶデモ隊の様子。
そして、「そごう」や「Franc Franc」など日系のデパートや小売店があるコーズウェイベイ(銅鑼湾)のエリアにも昼夜を問わずに多くの人が集まり、抵抗活動を続けています。
そして、デモ隊の抗議活動に業を煮やした中国政府は新たに中国国内からのInstagramへの接続をブロックし、中国における反中国の動きをシャットアウトするという対応にでた、というのが事の真相となっているわけです。
China blocks Instagram in the wake of Hong Kong democracy protests
http://www.engadget.com/2014/09/28/china-blocks-instagram/
![](https://i.gzn.jp/img/2014/09/29/china-blocks-instagram/snap8328_m.png)
実際に現地の声を聞いてみると、市民レベルでは中国色の強まる政府の方針に懸念したり反対を唱える人がほとんど。中国への返還後も独自の自治が保障されてきた香港がこれからどのような方向へ向かうのか、特に現地の人々にとっては極めて重要な局面を迎えているといえます。
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in ネットサービス, Posted by darkhorse_log
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