eスポーツ後進国ニッポン、市場規模は米国の6分の1
Inside Out
世界中で市場規模の急拡大が続くeスポーツで、日本が後れを取っている。古いスポーツ観や過去の規制が足かせとなり、高いゲーム人気を生かし切れないまま。欧米や中韓に大きく水をあけられる。先行する国々はスポーツ界との急接近でさらに成長を見込む。日本の対策が遅れれば国際競争から取り残される可能性がある。
大型モニターの前で選手が一心不乱にコントローラーを動かし、観客は声援とともにスマートフォンを向ける。2...
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(更新)- 竹内薫サイエンスライター貴重な体験談
私はゲーマーなのですが、去年の11月に「格ゲー」をやり始め、完全にハマりました。初心者でスキルは高くありませんが、楽しく遊んでおり、アーケードコントローラーをいくつも買い込んでしまいました。日本では、いまだにゲームを悪玉扱いする風潮がありますが、eスポーツは世界中で市場が拡大しており、私みたいな人間も試合を観戦して熱狂しているのです。政府や国会・地方議会の人間で実際にゲームをやり、eスポーツを「スポーツ」と認識している人はどれくらいいるのでしょうか。日本はデジタル後発国と言われますが、優秀なゲームをたくさん作っている国でeスポーツが冷遇されているのは、皮肉としか言いようがありません。
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(更新) - 神武直彦慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科 教授ひとこと解説
ソニーや任天堂、バンダイナムコ、セガサミーなどメジャーゲーム企業を抱える世界有数のゲーム大国の日本でeスポーツが普及しないのは、体育会系に分類されるスポーツと文化系に分類されるゲームといった従来別分野だったものを融合させる意識があるという点も理由だと思います。eスポーツは従来のスポーツやゲームとは異なる価値を生み出すことができる新たな領域だとも考えられ、その価値を最大化して認知を高めるか、スポーツやゲームで課題となってきたことを軽減もしくは無くすことができれば、世界に出ていくことができる可能性は十分にあると思います。それを牽引する政府機関を明確にした強いリーダーシップも必要だと感じます。
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(更新)
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現代の日本、世界が直面する構造問題の根っこに一体なにがあるのか。未来志向の「解」を求めて、記者が舞台裏や歴史を徹底的に探ります。