無課金妊婦…ってなんじゃそれ
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私はご存知の通り、
結婚初期~アラフィフになるまで、
気の遠くなるほどの
時間とお金をかけて不妊治療をしました。
そして最後はね、
異国で卵子提供を受け、
息子を授かった訳です…
最近巷で目にする
このパワーワード、
「無課金妊婦」
なんかね、
腹立つよね、
そんなこと言ってる奴が!!

自分を一体
何様だと思ってるんだろうね??
あっ、
不妊様か!!

不妊治療で
死にたくなる程の辛さを味わい、
悲観的になるのは分かるよ

本当に地獄か、
と思うほどの心身の苦しみが
出口が見えずに延々と続くんだからね…

だからってね、
簡単に妊娠しているように見える
赤の他人の妊婦さんは、
自分とは全く
関係のない人なんだよ!!
その人のせいで
自分が妊娠できない訳じゃないんだよ!!
その人が妊娠しなければ
自分が妊娠できた訳でもない!!
そんな全く関係のない人に
自分の心を闇に落として
羨んで憎んで恨んでも無駄!!
そんな暇あるなら
もっと妊娠するために
出来ることを考えるべき!!
赤の他人の妊婦じゃなく、
自分の主治医に
その思いをぶつけてファイトするべき!!
そういう不妊様に限って
不妊治療は医者任せなのでは??
私も初期の頃は
そうたったからね…

でも途中から気がついたよ、
この目の前の医師よりも、
自分の方が自分の体のことを
よく分かってるじゃないか!!
ってね。
本当に長く治療したから
自然に知識も増えたし、
記録をつけていたから
その薬に対する自分の体の反応も
よく分かっていったよね。
自分の体に対してのみの
不妊治療の勉強が忙しくて、
赤の他人の妊婦さんなんて
眼中になかったよね

そして不妊治療後期では、
Dr.と一緒に
治療方針を自分で決めたよね!!
薬を飲むタイミング、期間、
黄体切り替えのトリガーの日にち、
アシステッドハッチングや
エンブリオグルーなどをやるかやらないか、
移植日を1日早めるかどうするか、
移植後の黄体補充の種類や量…
ありとあらゆることを
Dr.の言いなりではなく、
納得いくまで話し合って
最後は自分で決めたよね!!
失敗したら
必ず振り返って考察して、
同じ失敗を繰り返さず、
時には転院もいとわず
ひたすら前へ前へと
突き進んだ…
妊婦さんを
羨む時間なんてなくて、
そんな暇あるなら
ブログや掲示板などにも目を通して
知識を増やしたよね

1つ理解出来たのは、
掲示板などに
空気を読めない妊婦さんは
確かにいたってこと

掲示板では
同じ目的の仲間が出来るから、
みんなで数ヶ月
妊活情報交換をして、
時には息抜きで
プライベートな話題も出たり、
グループの仲が深まって、
当然治療が上手くいって
妊娠される方もいる訳ですよ。
少なくとも私は
心から嬉しくて祝福したし、
他のメンバーもそうだったと思う。
でも比較的後から入ってきた人が
すぐに妊娠されて、
普通の人は妊娠報告後は
その掲示板を卒業するのに、
居心地が良かったのか
いつまでも居座ったんですよ

「3か月になりました」
とか、
「悪阻が酷いのは不妊治療での
妊娠だかですかね??」
とか
治療中の人が傷つく質問まで

祝福していた人達も
さすがにざわつきだし、
最後は強い言葉で
言い合いになってたよね

「出て行けーー」
とかね

まぁそれは稀なことだと思う。
取り敢えずはね、
不妊治療者と妊婦さんは
混じり合えないものだから、
お互いに無関心が一番いいよね。
妊婦さんだってね、
お気楽じゃないからね。
妊娠まではそりゃ大変だったけど、
妊婦生活も出産後も
そして息子が年中になった今も…
それぞれに別の
地獄の苦しみがあるって分かったよ

みんなそれぞれ大変なんだよ、
苦しみながら頑張ってるんだよ

思いやりの気持を持て、
とは言わないけど、
せめて心乱さず
無関心でいなよ、
と言いたい!!