双葉町 住民意向調査「戻りたい」14%・「戻らない」53%

東京電力福島第一原発の事故で避難指示が出された自治体の住民を対象に復興庁が行っている今年度の意向調査で、双葉町では「戻りたい」や「戻らない」と回答した割合が前回とほぼ変化がありませんでした。
ただ、回答者数が少ないものの若い世代では「戻らない」の割合が大きく減る結果となりました。

復興庁は、原発事故に伴い避難指示が出された自治体を対象に、住民の意向調査を行っていて、今年度は4つの町で行われました。

このうち双葉町では対象世帯の38.2%にあたる1212世帯が回答し、24日、調査結果が公表されました。

それによりますと、町への帰還意向で「すでに戻って生活している」と答えたのは2.6%、「戻りたいと考えている」が14%、「まだ判断がつかない」が25.3%、「戻らないと決めている」が53.3%で、前回から大きな変化はありませんでした。

ただ、年代別に見ると、29歳以下で「戻らないと決めている」が58.3%と、昨年度より21ポイント余り減少した一方、「まだ判断がつかない」が29.2%と21ポイント余り増えました。

29歳以下の回答者は全体の2%ほどの24人と非常に少ないものの、一部の人たちに帰還への意向の変化が表れているものと見られます。

双葉町では、今月1日時点で74人が町に帰還していて、さらなる帰還をいかにして促すかが課題となっています。

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