2025/1/27
▼記事一部抜粋
「長崎市の端島炭坑(通称・軍艦島)の様子として昭和30年に放送されたNHK番組「緑なき島」を巡り、高齢となった元島民はこの4年間、抗議文や質問状の送付、面談の申し出などを通じて、NHKに誤りを指摘し謝罪を求め続けた。問題の坑内とされる映像は1分55秒に過ぎないが、追及姿勢を崩さなかったのは韓国で「軍艦島=地獄島」とおとしめる材料に使われたからだ。元島民は「デマを黙って聞き流すことは、端島の繁栄を築いた先祖を汚すことになる」との思いを抱えてきた。」
「元島民でつくる「真実の歴史を追求する端島島民の会」が、NHKに正式に抗議したのは令和2年11月だ。この前月、都内で坑内の映像を改めて確認して島外映像と結論付け、NHKに対して海外への訂正報道や元島民への謝罪を求めた。しかし、NHKは「端島における取材に基づき制作放送された」と応じなかった。
NHKは3年12月、放送局のOBや専門家らに調査した結果、「端島炭坑外との結論には至らない」とする報告書をまとめ、元島民に渡した。ただ、NHKの調査に応じた専門家の1人は産経新聞の取材に、坑内映像について「首をひねる」と語り、元島民の訴えに同調した。」
「NHK会長には面会を求め、放送倫理・番組向上機構(BPO)に苦情も申し立てたが、いずれも認められなかった。事態打開のために選んだのが、東京簡裁への調停の申し立てだった。
島民の会は、ありのままの端島を後世に伝承するため、平成29年1月に結成された。その後、会員の高齢化が進み、今年11月18日は会長の加地英夫さんが92歳で亡くなった。」
NHKの一連の対応に大きく疑問の残る問題です。(疑問が残る問題はこれだけではありませんが、、)
浜田聡事務所よりNHK経営企画局へ下記質問を送りました。
【質問内容】
NHKが長崎市の端島炭坑(通称・軍艦島)を巡る番組「緑なき島」について端島炭坑内の映像であるという確認が得られないと昨年12月に東京簡裁の調停で認めたことについて
①「NHKは調停で元島民に対し、坑道内で裸電球を使っている映像などについて「端島炭坑内で撮影されたものであるという確認が得られていない」と認めた。」と報道されていますがこれは事実ですか。事実の場合、当該映像はどこで撮影されたものなのか特定されていますか。
②「NHKは端島炭坑が世界文化遺産に登録された後、(DVD発売に合わせて)60年前に製作された「緑なき島」の坑内映像を慎重にチェックすべきだった。」との指摘に対するNHKの見解を教えてください。
③元島民の方は、NHKからの謝罪及び当該問題が起きた原因等に関する検証番組を制作してほしいと要求していますが、これに対するNHKの見解を教えてください。
④韓国では、一部の歴史教科書(デジタル版)が「緑なき島」の坑内映像を挿入したテレビ番組を、授業用の映像資料として使っていると報道されていますが、この実態調査及び、事実であれば当該映像の使用中止と求めるなどの対応をする予定はありますか。
NHKより、本日回答がありました。
【回答】
今回の調停の内容は、2021年にNHKが行った調査の結果で「端島炭坑以外のものであるとの結論に至らなかった」とする見解と何ら変わるものではありません。元島民の方々のご指摘を受け行った調査の時点で、放送から70年近くが経過し、関係者の多くが亡くなるなどしていましたが、可能な限りの調査を行い、その結果、別の炭鉱の映像を使用したという痕跡も確認されず、端島炭坑以外のものという結論には至らなかったものです。
今回、裁判所のもとで、双方の合意によって調停が成立したことで、元島民の方々への対応はひとつの区切りを迎えたものと考えています。調停では、NHKに対し、「緑なき島」の制作の過程その他関連する事項について調査することを求めないことでも合意しています。元島民の方々のご指摘を受けて、これまでもでき得る限りの調査を行って報告しており、今後、検証番組を作ることは考えておりません。 なお、「緑なき島」の著作権の保護期間がすでに切れており、法的な根拠がないため、第三者の行為について、組織として対応することは難しいと考えています。
NHKはこの問題を受けて、検証番組の制作どころか、出回った映像がどのように使われているか実態調査さえするつもりがないようです。
見る必要のないテレビはもう捨てて、NHK受信料を支払うのはやめましょう。
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ホーム>政党・政治家>村上 ゆかり (ムラカミ ユカリ)>【NHK問題】長崎市の端島炭坑(軍艦島)を巡るNHK番組「緑なき島」で用いられた映像問題