川越市長選挙 26日投開票

 任期満了に伴う川越市長選挙は26日、投票が行われていて即日開票されます。

 川越市長選挙に立候補したのは、届け出順にいずれも無所属の新人で元裁判官の森田初恵氏(42)、前市議会議員の樋口直喜氏(41)、元市議会議長の小野沢康弘氏(70)、それに前県議会議員の山根史子氏(40)の4人です。

 4期16年務めた現職の川合善明氏が引退を表明し、新人候補4人による激しい選挙戦となった今回の市長選。

 硬直化している市の財政再建を最大の焦点に、企業誘致、観光振興策、学校給食費の無償化などで論戦を繰り広げました。

 午後5時現在の投票率は、18.92パーセントで、前回=4年前を7.38ポイント上回っています。

 投票は午後8時で締め切られ即日開票されます。

上尾市 特殊詐欺被害防止キャンペーン

 国際電話による特殊詐欺被害を防ごうと、県警は26日、上尾市内の商業施設で特殊詐欺被害防止キャンペーンを行いました。

 26日のキャンペーンには県警生活安全総務課や上尾警察署の警察官などあわせておよそ50人が参加しました。

 アリオ上尾に設けられた特設ブースでは、訪れた人たちに向けて、近年、東南アジアからの国際電話による特殊詐欺の通話が増えていることを説明し、固定電話の国際電話を利用していない人は、国際電話のみ契約を休止する事も検討してほしいと呼びかけました。

 また、屋外ステージでは、県警音楽隊が演奏を交えながら、去年1月から11月までに上尾市内で発生した特殊詐欺被害が51件で、およそ2億6000万円の被害があったことを紹介すると、訪れた人からは驚きの声が挙がりました。

 そのうえで、現在は、家族を語るオレオレ詐欺だけではなく警察官や銀行職員をかたる手口が増えているので詐欺の手口を知ってほしいと話しました。

 そして、留守番電話などを活用し知らない電話には出ない。

 また、電話でお金の話が出たら詐欺を疑い、家族や警察に相談するよう呼びかけました。