渓流詩人の徒然日記

知恵の浅い僕らは僕らの所有でないところの時の中を迷う(パンセ) 渓流詩人の徒然日記 ~since May, 2003~

連続マスワリのできない奴(笑

2025年01月26日 | open

ポジション出しが下手な奴は
薄い玉をフーフー言いながら
入れる


ポケットビリヤードのうち、
エイトボール、ナインボール、
テンボールで、ブレイクから
ノーミスで全部の玉を取り切
ることを日本語の業界用語で
は「マスワリ=升割り」と呼
ぶ。
私が生まれて初めてポケット

ビリヤード=プールのナイン
ボールでマスワリをやったの
は、初めてポケットビリヤー
ドをやって
から約3ヵ月後だっ
た。1.6穴の
超絶難関台で練習
していたが、
そのテーブルで
出した。ラシャもかなり重た
いテーブル。ぬるくない台な
ので上達は日々めきめきと明

らかだった。狭き門より入る
者は道を正しく進む。
穴ガバガバの甘い台での入れ
ポンのみを嗜好して拘泥する
表層
のみを追う者は、いつま
で経
っても甘くぬるい自己満
足で
満足する低レベルに自分
を置
きたがるので、いくら時
間を
かけようとも一向に技術
的に
も精神的にも鍛えられる
事は
全く無い。
結果、いつまでも
へっぽこの
ままだ。中身が高等レベ
ルの
「競技」さえも成立しな
い。
私の人生初のマスワリは、計
算通りの完璧なマスワリだっ
た。
3人の超上級者が見守っていた
が、マスを割った時に拍手が
起きた。「おめでと」の言葉
と共に。マスターにはコーラ
貰った(笑
目黒の「ポケット」というポ
ッケ台1台、スリー台が1台の
小さな店での事だった。
プレー中は場はシーンとして
いた。観ている人たちも黙っ
てずっと注視している。
私も極限集中で、マスを割っ
て拍手と声をかけられて、初
めて初マスワリ達成と気づい
た。マスを割る事よりも、入
れて次と次と次にどう出すか
だけを考えていた。

米語では日本語の専用用語の
マスワリに該当する言葉
が無
かったが、1980年代後半
から
「ブレイク・アンド・ラ
ンア
ウト」という表現が使わ
れる
ようになった。今ではア
ンド
が省略されて「ブレイク
ラン
ナウト」と呼ばれている。


私はナインボール(9番が点玉)
では、これまで5連続マスワ
リが
最高だが、2連、3連マス
かは普通に普段から出る。
一番好きな種目はストレート
プール=14.1(フォーティーン
ワン)ラックコンティニュアス
(日本人はプロも含めて英語
の数字が読めない者が多く、
殆どの人間が14.1の事を「フ
ォーティワン」と呼ぶ。それ
は41の事だ。根本から意味も
解っていない。日本人撞球者
は知性が低すぎる)だが、
14.1ラックでのハイランは53
点止まりでしかない。
14.1ラックは14個の玉を落と
し、台上に1個残して手玉の
停止位置からその1個を入れ
ながら14個並べたラックを
割って行く。入れ割りがブレ
イク。全米プロなどは150点
撞き抜け取り切りなどはよく
やる。世界記録は長らく不世
出の撞球師の15回も世界王者
になったウィリー・モスコー
二が1954年に526球ノーミス
という歴史的大記録を達成し
た。最後は「疲れたからやめ
た」だった。その記録は70年
近くも破られなかった。前人
未踏とはまさにそれ。
14.1(フォーティーン・ワン)
での50点ハイランなどはまだ
まだ素人だ。ド素人ではない
が。
全米トッププロなどはナイン
ボールなどでは11ラックマス
ワリとかも平気で出している。
日本での7ラックショート戦の
時代には大阪の戸田プロが確
か80年代末期に全日本北越ラ
ウンドで7連続マスワリを出し
た。
バンキングで勝手から相手に
一度もキューを握らせなかっ
た。
ビリヤードの究極は、ポケッ
トビリヤードもキャロムビリ
ヤードも、取り切りが至高の
プレーだ。バンキング以降は
相手に一度もキューを握らせ
ない、という。
戦前に世界レベルの三ツ玉
選手だった桂マサ子選手(美
人)は、引退後の高齢時のエ
キジビションで「もう何年
も撞いてませんのよ」と言い
ながら軽く千点をノーミスで
撞き切った。
撞球のあるべき姿とはそれだ。
対戦競技だが、相手にプレー
をさせない。やり合わない。
自分がテーブルと場を支配し
てイニシアチブを握り収める。
それがビリヤードだ。ある種
「鞘の内」で相手に刀を抜か
せずにこちらが専守防衛で勝
利する居合の境地に似ている。
私のようにたかだかナインボ
ールで連続マスワリ2~3回出
したりなどは、本格撞球の世
界からするとしょぼすぎて話
にならない。

この動画ではマスワリの後に
ネクストブレイクからの途中
ゲームのミスで連続マスワリ
を逃しているシーンも出て来
る。
ブレイクで1番から2番への取
り出しで、手玉と1番が一直線
に並んで2番が最長距離の場所
にあるところ、1番をジャンプ
マッセスーパーロングドロー
ショットという全米トップ選
手並みのスーパーショットで
リカバリーしたが、2番の入れ
押しのアングルを誤って、次
の玉への手玉当て止めができ
ずに手玉が流れてしまい、結
局連続マスワリがストップし
ている。
そういうところは下手っぺの
例として参考になるだろう。
ただし、日本プロを含めて誰

もができるわけではないショ
ットを連発させているのも、
観る人が見れば判るだろう。

なお、私はあまり強くブレイ

クしないので、プレーキュー
でブレイクをする。

 

 



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