六本木襲撃事件の関係者や元関東連合メンバーの写真も…!カンボジアで「見立真一滞在説」が浮上している「恐ろしすぎる理由」
警察にも腐敗が蔓延
さらに本誌記者は、現地の飲食店で撮影されたX氏の動画も入手。そこには、 「おめぇカネ払う気あんのか!」 「お前らカンボジアで仕事させんからな!」 「見かけたら、さらってぶっ殺すぞ!」 などと、携帯電話の通話相手を脅すX氏の姿が映っていた。 見立真一が本当にカンボジアにいるかは定かではないが、その存在が噂になるほど、カンボジアが日本人犯罪組織の拠点と化しているのは事実だ。その理由は主に二つある。 一つは、カンボジア警察の腐敗。警察が賄賂を受け取って交通違反者を見逃すなどは日常茶飯事で、凶悪事件を起こしても賄賂次第で逮捕を免れるケースもあるという。実際、汚職・腐敗防止活動を行う国際NGO法人「トランスペアレンシー・インターナショナル」が発表している「世界腐敗認識指数ランキング」でも、カンボジアは'23年に世界180ヵ国中158位と最悪レベルに位置している。 腐敗は、出入国を管理する入管にも蔓延している。本誌記者がカンボジアの陸路国境を訪れた時も、入国に必要なビザ発給の代金とは別に、手数料として賄賂を求められた。賄賂さえ払えば、犯罪者も偽造パスポートで容易に入国できる恐れもあるという。 犯罪組織を呼び寄せるもう一つの要因は、銀行口座開設の条件が極めて緩かったこと。最近は犯罪目的の口座利用を防ぐため、厳しくなっているものの、外国人でもすぐに口座を開設できていたため、脱税目的の資産隠しやマネーロンダリング(資金洗浄)がやりやすかったのだ。 後編記事『旅行者を拉致、電気ショックで虐待して犯罪を強要…!日本人組織の拠点も乱立…「カンボジア闇社会」で起きている恐怖の犯罪手口』に続く 「週刊現代」2025年1月25日号より
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