門田博光さんには、幻に終わったトレード話があった。南海(現ソフトバンク)時代の80年オフに、阪神へ掛布雅之との交換が決まりかけていたことは知られている。その前年の79年シーズン後には、別の移籍計画が極秘裏に進められていた。相手先は、長嶋茂雄監督率いる巨人軍である。

門田さんはこの春のキャンプで、右アキレス腱(けん)断裂という重傷を負った。選手生命の危機に陥ったが、終盤戦に復帰。19試合に出場し2本塁打と、復活の兆しを見せていた。80年には32歳。守備の不安こそあるものの、故障さえ癒えていれば働き盛りである。

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