高齢者の虐待196件 6年連続で増加

県によりますと、昨年度、県内で高齢者が虐待を受けたケースは196件確認され、前の年度より5件多く、6年連続で増加しました。

岩手県によりますと、昨年度、県内で高齢者が家族や介護施設の職員から虐待を受けたケースは196件確認され、前の年度より5件多く、6年連続で増加しました。

196件のうち、▽191件は家族などの養護者が、▽5件は介護施設の職員などが虐待をしていました。

内容で最も多かったのは、▽暴力を振るわれたり、体を拘束されたりする「身体的虐待」で124件、次いで、▽怒鳴られたり無視されたりする「心理的虐待」が74件、▽そのほか、お金を渡してもらえなかったり、年金を取り上げられたりする「経済的虐待」が45件、▽世話やサービスをしない「介護等放棄」が24件でした。

196件の中には、複数の項目が重なり、1件に数えているものがあります。

また、高齢者の虐待に関する相談や通報の件数は400件で、前の年度に比べて31件増加しました。

県長寿社会課は「今後も相談窓口の周知や養護施設の職員など幅広い方に向けた研修などを積み重ねていき、虐待防止を図っていきたい」としています。

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