どこの世界にもいる、という
か海外でもこういうおっさん
いるんだなぁ(笑
日本ではビリヤードの世界や
武術の世界、バイクの世界に
教えたがり魔がかなり多い。
異様に多い。
私などは請われない限り絶対
に何かアドバイスしたり教え
たりはしない。リアル世界で
は。
請われたならば、あくまで私
自身ができる範囲、理解して
いる限りにおいて、分かり易
く咀嚼して「伝える」事はす
る。
上掲動画のようなこういう教
えたがり魔は時々この動画の
ような事をやらかす。
教えた相手のほうが遥かに実
力あったりするのを見抜けな
いへっぽこであるから尚更だ。
私も何度もそうした経験があ
るが、ああそうですかと流す
ようにしている。
大抵は見当違いの思い込みで
技術論を語って「指導」しよ
うとしたりする。
そういうのは、銀行屋に対し
て「私は貯金が100万円もあ
る」とか、弁護士に対して法
律論垂れるとか、しょぼくて
頓珍漢な事を言うのに等しい。
面白いのが、刀屋に来て刀屋
に対して「私の家には刀があ
った」とかを自慢げに話すよ
うな「客(ただの来店者)」が
実はかなり多いという社会現
象がある。
銀行屋に金の事を言うのと同
じ類だ。
教えたがり魔たちもその種族
に似ている。
「おめえ、誰に物言ってん
だよ(笑」てなとこなのだが、
オトナは笑ってそうですか
と流していたりする。
つい先日もそのような事が
あった。
私に直ではないのだが、私
の連れのある道のオーソリ
ティーに対して、それと知
らずに延々とわかったよう
な事を蘊蓄垂れているのが
いた。
私は思わず噴き出しそうだ
ったが、延々と続けてる。
そしてそのオーソリティー
のほうは「ああ、そうなん
ですかぁ」と聞き入ったふ
りをしている。
延々と講釈垂れてる人間を
恥ずかしいなぁとは思った
が、私は黙って聴いていた。
ああ、噴飯物というのはこ
れだよな、と飲み物噴き出
すのを堪えながら。
その手は、意外と結構世の
中にいる。