長野3人殺傷事件 10都県から100人警察官派遣へ 警察庁

長野3人殺傷事件 10都県から100人警察官派遣へ 警察庁

22日夜、JR長野駅にあるバス乗り場付近で、男女3人が男に刃物で刺されて、1人が死亡し、2人が重軽傷を負った事件で、警察庁は住民の不安が高まっているとして、近くの10の都県からおよそ100人の警察官とパトカー16台を派遣し、24時間体制でパトロールにあたることになりました。

22日午後8時ごろ、JR長野駅の善光寺口のバス乗り場付近で、30代と40代の男女あわせて3人が男に刃物で胸や背中を次々と刺され、長野市の会社員、丸山浩由さん(49)が死亡しました。
また、いずれも長野市の37歳の会社員の男性が重傷を負ったほか、46歳の会社員の女性も軽いけがをしたということです。
刺した男は駅から徒歩で逃げ、警察は連続殺傷事件として捜査本部を設置し、逃げた男の行方を追っていますが、犯人は検挙されていません。
警察庁は住民の不安が高まっているとして、近くの10の都県からおよそ100人の警察官とパトカー16台を長野県警に派遣することを決めました。
派遣されるのは警視庁のほか、茨城、栃木、群馬、埼玉、千葉、神奈川、新潟、山梨、静岡の警察からで、24時間体制で現場周辺のパトロールなどにあたるということです。

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