中国人向けビザ緩和「多分に誤解がある」 保守派の反発に岩屋外相

有料記事

里見稔
[PR]

 岩屋毅外相は24日の記者会見で、昨年末に表明した中国人向けの査証(ビザ)発給要件の緩和に対し、自民党保守派などから反発が出ていることについて「多分に誤解がある」と述べた。緩和措置について「ただちに中国人観光客の無秩序な急増につながるものではない」と説明した。

 岩屋氏は昨年12月下旬に北京を訪問した際、中国の富裕層を念頭に、10年間有効で何度も出入国できる観光ビザの新設などを表明。日本のSNS上で中国人観光客の急増や治安の悪化を懸念する声があがっていた。

 会見で岩屋氏は、新設する1…

この記事は有料記事です。残り272文字有料会員になると続きをお読みいただけます。

※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません