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「ヴードゥーサイエンス」のヴードゥーはあからさまに不当にネガティブなイメージで使ってるけど、「バラモン左翼」のバラモンはカースト制の支配者層って意味で使ってるからリベラルな価値観を是とするなら(主張の是非はともかく)不当な比喩とも言い難いような。
「バラモン左翼」とか「ヴードゥー科学」とかの言葉が本当に苦手だ…。これらは形容的に用いられている概念へのまともな理解にもとづくというより異文化への単なる蔑視を利用した罵り言葉でしかないーー本質的な問題への理解を促すというより直感的な嫌悪感を煽るものでしかないーーと思っているので。
「バラモン左翼」の元ネタのピケティの発言。 courrier.jp/news/archive... 「──なぜ「バラモン左翼」と呼ぶのですか。 少し皮肉をこめたラベルです。バラモンとはインドのカースト制度における知識階級です。もとは司祭階級であり、教員や教養人の階級です。それに対し、商人の階級がヴァイシャ、武人の階級がクシャトリヤです。 「バラモン左翼」とは、左派政党に投票するようになった高学歴層を指します。それに対するのは「商人右翼」です。」 ここはどういう意味で皮肉って言ってるのかな。
一般的(?)には道徳的優位性をアピールするくせに庶民を見下して身分制の上流階級みたいになってる、ってニュアンスで使われてる言葉だと思うけど。
なんばりょうすけ
‪@rna.horobi.com‬
よその国のことは知らないけど、少なくとも日本で反差別運動に関わってる人は道徳的優位性云々よりも、単に被差別当時者に「寄り添う」結果、関わってる当事者の属性以外の人たちに対して視野狭窄に陥りがちってことかと思う。「寄り添う」って別々の人に対して同時にはできないからなぁ。
January 24, 2025 at 8:57 AM
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そして被差別当事者が一方で他の属性に対して差別的であっても「寄り添う」態度のままでそれを批判することは難しい。
bsky.app/profile/fumi... この語を世に広めたピケティ『資本とイデオロギー』(未読です)では本題に入る前に「中世ヨーロッパの三層社会―聖職者、貴族、平民―」「欧州以外の奴隷社会、植民地社会」を何章もかけて説明してインドのカースト制度にも一章割いているそうなので、さすがに「何となくヤバそうだから」って軽さでカースト制の比喩を使ったわけでもなさそうな… まあ読んでないのでわかんないですけど。 www.rodo.co.jp/column/165364/
カーストそのものを肯定すべきだと言っているのではなく、この比喩が不適切だと言っています。カースト(世系にもとづく宗教的・職業的身分制度)について最低限の理解があれば両者に何ら類似点がなくこの比喩を用いても問題の理解に役に立たないことは容易に分かるはずで、それでも使う(自文化の語を用いた他の比喩も可能で実際あるのに)のは、単に異文化の響きが何となくヤバそうだからでは?と。
この語の初出の論文「Brahmin Left vs Merchant Right」ではインドのカースト制そのものについては注釈で触れるのみですが、Marchant = Kshatryas/Vaishyas で、エリート同士の対立(インテリのエリート vs ビジネスエリート)で政治が動いているって観点での比喩ですよね。教会 vs 貴族では比喩としてズレてしまうってことなのではないかと。 eulabourlaw.cocolog-nifty.com/blog/2018/04...
イーロンとか、持て余すほど金持ってるのに庶民からの称賛に飢えていてネットでドヤドヤするのやめられないの見て「承認右翼」という言葉を思いつきました。