韓国の「帝国の慰安婦」訴訟、原告が逆転敗訴 ソウル高裁で判決

ソウル=太田成美
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 韓国の元慰安婦らが朴裕河(パクユハ)・世宗大名誉教授の著書「帝国の慰安婦」で名誉を傷つけられたとして、朴氏に損害賠償を求めた民事訴訟控訴審で、ソウル高裁は22日、原告の訴えを退けた。一審判決は朴氏に計9千万ウォン(約980万円)の支払いを命じていた。聯合ニュースが報じた。

 判決は、原告が問題視した慰安婦についての表現は「学問的記述」だと判断し、原告の人格権を侵害したとみることは難しい、と判断した。

 「帝国の慰安婦」をめぐっては、朴氏は刑事裁判では名誉毀損(きそん)の罪に問われていたが、昨年、無罪が確定した。

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この記事を書いた人
太田成美
ソウル支局
専門・関心分野
朝鮮半島情勢、日韓関係、ジェンダー