瀬戸内市民病院の50代の女性看護師が、病院から備品を盗んだとして1月24日、懲戒免職の処分を受けました。備品は、トイレットペーパーや尿を取るパッドなど約450点に上ります。
懲戒免職の処分を受けたのは、瀬戸内市が設立する瀬戸内市民病院の50代の女性看護師です。病院によりますと、女性看護師は2022年から2024年までに、トイレットペーパーや尿を取るパッド、注射用のシリンジなど合わせて449点、約5万6000円分を盗んだということです。24年9月、別の看護師が備品の紛失に気づき、警察に相談。その後、警察が女性看護師の犯行を見つけ窃盗の疑いで書類送検しました。
女性看護師は、犯行を認め、「ものがあると落ち着く」などと話していたということです。病院は、「市民の信頼を失墜させる事態となり深くお詫びする。再発防止に向け意識改革を進める」としています。