女優、橋本環奈がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説「おむすび」(月~土曜前8・0=土曜は振り返り)。橋本演じる福岡県の糸島で育ったギャルの米田結が、栄養士となり、現代人が抱える問題を食の知識とコミュ力で解決していくオリジナル作品だ。公式インスタグラムが24日更新され、岩手で東日本大震災の仮設住宅暮らしをしている結の姉・歩(仲里依紗)のギャル仲間、アキピー役を演じる渡辺直美と、その娘・カナ役の米田登貴が元気にギャルピースをするオフショットが公開された。
★以下ネタバレあり
投稿文では「オシャレをしたアキピー親子のとびきり笑顔をお届け。アキピーの支えになったのは、歩たちが送り続けた物資とかわいいギャルの服。そして『つらい時こそ、笑おうよ』という歩の言葉。笑顔のアキピー親子に、歩の方が励まされました」とつづられている。
放送では、東日本大震災の翌年の2012(平成24)年。大阪にある、歩のギャル仲間・チャンミカこと相原三花(松井玲奈)の古着店「ガーリーズ2号店」に突然、アキピーがやってきた。若い頃には東京・渋谷でギャル雑誌の読者モデルとなって楽しく過ごした3人。アキピーは今では盛岡でギャルサー(ギャルサークル)の仕切り役をしている。
アキピーは今回関西にやってきた理由について、「地震のとき、神戸の人たちがいっぱいボランティアさ、きてくれたから、そのお礼さ回ってたの」と説明すると、岩手の米が入った袋を2人に手渡した。震災後に歩がアキピーに送っていた支援物資は本当に助かったといい、その後もギャルの服を送ってくれたのが「どんだけありがたかったか」と感謝する。
自宅には12歳の娘・カナもいるというアキピー。「うちの影響で小さい頃からギャルの格好するのが大好きな子だ」と娘のことを話す。地震のときに津波で祖父が亡くなったことがきっかけで「それからあの子、絶対に笑わなくなって、飯も食わなくって」ということもあった。
アキピーは娘を励まそうと、歩から送ってもらったギャル服を自分に入るようにリメーク。それを着た姿をカナに見せると「母ちゃん、ここ仮設だぞ! 派手すぎるって」と爆笑したという。そしてアキピーは歩たちに、携帯電話に保存していたド派手な服を着た親子の写真をみせた。
「つらい時こそ笑おうよ」と昔から歩が話していたギャル魂は、アキピー親子にも届いており、「今回の地震だってまだまだ大変だけど、笑って乗り越えてやるわ!」とアキピーは豪快に笑う、といったシーンが描かれた。
フォロワーからは「アキピーさん、被災地からの恩返し…確かに受け取りましたよ♡(お米以外にもたっくさん)」「アキピー親子ギャル姿素敵。可愛いですね」「歩やチャンミカが辛い時にちょうどタイミング良くアキピーが来てくれて良かったです!!」といった感想が寄せられている。
また、これまでプリクラ写真だけで登場していたアキピーがこの日の放送で初めて実物で登場。「アキピーがようやく本格登場してくれましたよね。娘がいるのが驚きだったし、その娘もギャル好きとは」「直美ちゃんが親ならマジで娘ができたら絶対こうなりそう♡役ぴったり」といった声もあがっている。