水産資源保護法違反などの罪で起訴 密漁実行役のリーダー格か

ことし10月、オホーツク海側の斜里町を流れる川で、すでに逮捕・起訴された4人とサケを密漁したとして32歳の無職の被告が水産資源保護法違反などの罪で起訴されました。「闇バイト」で集められた実行役4人のリーダー格とみられ、警察はほかにも事件に関わった人物がいるとみて捜査しています。

起訴されたのは、住居不定の無職、藤井利也被告(32)です。
起訴状などによりますと藤井被告はことし10月2日に斜里町の海別川で日本人とベトナム人の被告らと共謀のうえ、サケ29匹を密漁したとして水産資源保護法違反などの罪に問われています。
検察は被告の認否を明らかにしていません。
警察によりますとすでに逮捕・起訴された日本人とベトナム人あわせて4人の被告は「闇バイト」の実行役として集められたとみられるということです。
警察は藤井被告が4人のリーダー格でほかにも事件に関わった人物がいるとみて、実態などを捜査しています。

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