トランプ大統領の恩赦 議会乱入で起訴の支持者ら 相次ぎ釈放

アメリカのトランプ大統領が、4年前に起きた議会乱入事件で起訴された人たちに恩赦を与えたことを受け、首都ワシントンにある拘置所では支持者などが相次いで釈放されています。

トランプ大統領は就任初日の20日、4年前の1月に起きた議会乱入事件で起訴されたおよそ1500人を恩赦する大統領令に署名しました。

ロイター通信によりますと、これを受けて全米各地にある拘置所などから21日時点で200人以上が釈放されました。

首都ワシントンにある拘置所では、22日も釈放される人が相次ぎ、このうち40代の男性はNHKの取材に対し「トランプ大統領には、腐敗した政府の人質となっていた私たちを釈放してくれたことに感謝している。トランプ氏は政治家のなかで唯一、約束を守ってくれる有言実行の政治家だ」と述べて、トランプ大統領に感謝の意を示しました。

拘置所の前にはトランプ氏の支持者らが集まり、恩赦の対象になった人たちが釈放されるたびに抱き合って喜んでいました。

一方、恩赦に抗議するために来たという女性もいました。

女性は、議会乱入事件への対応で命を落とした警察官の名前を書いた札を掲げながら「4年前の1月に起きたことは、国家と民主主義に対する反逆であり、アメリカ人が有してきた理念や価値観に反する。トランプ氏がやっていることは恐ろしい。この国を破滅させる」と話していました。

ロイター通信と調査会社イプソスが就任式後に行った世論調査によりますと、国民の58%が今回の恩赦に反対しています。

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