長い計算式でも落ち着いて計算をすれば、正しい答えを出すことができます。最近では、スマホに電卓が入っているので、ちょっとした計算でも電卓を使う方が多いかもしれませんね。
電卓を使わずに正しい計算ができるか挑戦してみましょう。
問題
次の計算をしなさい。
66+6×66÷6−66
足し算・引き算・掛け算・割り算と、四則がすべて含まれています。
計算の順序に気をつけましょう。
解説
今回の問題の答えは「66」です。
また、途中の計算式は次のようになります。
66+6×66÷6−66
=66+396÷6−66
=66+66−66
=132−66
=66
計算のポイントを確認していきましょう。
四則の混じった計算の順序は、次のようになります。
<四則の混じった計算の順序>
(1)掛け算・割り算の計算
(2)足し算・引き算の計算
つまり、はじめに計算するのは「6×66÷6」の部分ということになります。
掛け算・割り算の計算
掛け算と割り算の優先順位は同じなので、この場合は左から計算します。
6×66÷6
=396÷6
=66
割り算の部分を分数に直してから、計算してみましょう。
(別解・計算の工夫)
6×66÷6
=(6×66)/6 ←分母と分子を6で約分
=1×66
=66
割り算を分数に直して約分ができたので、計算が少し簡単になりました。
足し算・引き算の計算
掛け算・割り算を計算したことによって、元の式は「66+66−66」となりました。
足し算と引き算の優先順位は同じなので、左から計算します。
66+66−66
=132−66
=66
結合法則を用いて、計算の工夫をすることも可能です。結合法則とは、計算順序を変えても結果が同じになるという法則です。
<結合法則>
(○+△)+■=○+(△+■)
(○×△)×■=○×(△×■)
※引き算と割り算には適用できません
これを利用すると、以下のように計算の工夫ができます。
(別解・計算の工夫)
66+66−66
=66+66+(−66)
=66+{66+(−66)} ←結合法則により先に計算できる
=66+0
=66
「66−66」を先に計算することで、簡単な足し算になりました。
以上より、答えは「66」です。
まとめ
計算式が長く、難しく見えますが、実は暗算でも計算が可能な問題でした。
他の記事でも、同様の問題を紹介しているので、ぜひ挑戦してみてください!
※当メディアでご紹介する数学関連記事においては、複数の解法をもつものもございます。
あくまでも一例のご紹介に留まることを、ご了承ください。
文(編集):SAJIMA
日本国内外の学校、学習塾で数学・理科の講師として幼児から高校生までを指導。現在はフリーランスとして独立し、オンラインを中心に授業を展開している。子供への学習指導だけでなく、大人向けの数学講座も開講し、算数・数学の楽しさを広く伝える活動を行っている。日本数学検定協会認定「数学インストラクター」
類似の数学問題にもう1問挑戦!