「BSLー4」施設に長崎大学を指定 住民団体が撤回を要請
エボラ出血熱を引き起こすエボラウイルスなど、危険性が最も高いとされる病原体を扱う「BSLー4」の施設に近く長崎大学が指定されることを受けて、周辺住民などでつくる団体が会見を開き、国に対して指定しないよう訴えました。
「BSL−4」は、長崎市にある坂本キャンパスに建設されたエボラウイルスなど危険性が最も高いとされる病原体を国の許可を得て持つことができる施設です。
長崎大学を指定の対象とする政令の改正案が閣議決定され、早ければ24日にも指定されることになっていて、国内の大学では初めての「BSLー4」の施設となります。
この施設をめぐっては、住宅地に整備することに反対する声もあり、長崎大学に計画の差し止めを求めるなど複数の裁判が起こされていて、周辺住民などでつくる団体は23日、長崎市で会見を開きました。
この中で、山田一俊代表は「住宅地で危険な病原体を扱うのはやめてほしい。いくら安全な施設を作ろうと、マニュアルを整備しようと、どこかに出口があり、漏れると大変なことになる」と述べ、国に対して指定しないよう訴えました。
団体では、指定の撤回を求める文書を厚生労働大臣に近く送付するとしています。