成田から清州もソウルもエアロKで (広告じゃないよ)韓国の地方しか行かない '24年10月14日更新
清州国際空港行きのフライトが増便中ですが、日本語の情報が少ないのでこちらの記事を期間限定で無料公開します。KTXやSRTを使わずに、清州空港→ソウル江南へまあまあ楽にバス移動できる2つのルートがあります。後方に掲載していますので参考にしてください。役に立ったと思われたら、チップをお願いします!
ちょっと声を大にしてお伝えしたいのですが、航空券の安さにひかれて、初めての韓国旅行で清州入りでソウルへ移動するのは避けた方が良いです。清州では日本語も英語もほとんど通じません、オンリー韓国語です。また、高速バスの運転はめっちゃ荒いのでびびると思います。
旅慣れた方には冒険感覚で楽しんでもらえるはずです。清州、いい町ですよ!
※ 高速バスのチケット購入ではキオスクでは海外発行のクレジットカードははじかれます。有人カウンターで購入してください。市外バスならクレカ使用可能です。
成田空港から清州国際空港、そしてソウルへ
今回は新興LCCのエアロ Kでのチケットの買い方やフライトの感想など、ものすごく飛行機に興味がある方、購入につまずいて切羽詰まっている方に向けたハウツー的な内容です。ネット上で古い情報が広がっていますが、エアロ Kの公式サイトからでも日本発行のクレジットカードでチケットは購入できます。私、買いましたもの。
本noteは旅行業界の雑感とソウルへの新ルート発見情報も入っているのでいい感じのところで有料にしていましたが、期間限定で無料公開してみます。
なお、この記事の情報は2024年10月14日現在のものに更新し、成田→清州国際空港からあるところを経由してソウルへ移動できる2つの裏ワザや、空港周辺での時間の潰し方などに関する情報を大量に加筆しました。
ただ、このテクニックは韓国旅行中〜上級者向けです。
韓国やソウルに初めて行く方は、情報もバスも電車もたくさんある仁川国際空港や金浦空港を素直に利用してください。
では、成田国際空港からエアロ Kで清州国際空港へ飛ぶよ!
エアロKはしゃれている
スタッフのユニフォームなどは韓国の人気ブランド、マーティンキムが担当。機内誌では限定グッズがたっぷり紹介されていてます。
動きやすそうなスニーカーがほしかったけれど、総予算5万円では予算オーバー。こうやって見るとバッグもいいなあ、今さらながらほしい。
これが目当てでまた乗りたくなってしまう。マーケティング上手だ。
韓国人観光客向けの、分厚くて楽しそうな東京ガイド本もしゃれた作り。読まれすぎたのかヨレヨレのものしかなく、写真は撮りませんでした。
↓ オンラインショップもありますよ。
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清州に行くのは、いま!
エアロ Kは謎の地方都市、清州をハブとする韓国の新興LCC。KOREAを逆にしたAero K。覚えやすい。
2024年9月現在、成田から清州と仁川、大阪関空から清州を結んでいますが、
エアロKは清州と札幌、熊本、北九州を結ぶ路線の就航を進めているほか、仁川、清州発の福岡線、名古屋線なども就航する計画だ。
ということは、まだ日本人観光客が清州に押し寄せていない今が行き時なのでは。もの好き、青田買いが好きな人限定の話でしょうが。
なお、2024年10月6日現在では福岡と大阪関空↔清州にT`way航空が就航しています。
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エアロ K攻略マニュアル 2024秋Ver.
さあ、チケットを買うよ!
使い方は簡単。上部のオレンジは右上の×で消すと、この画面に。右上の地球儀マークをクリックして日本語を選んでOKをクリック。
まず、成田→清州
日程と運賃のクラスを選ぶだけ。私は早い時間を選びました。
次に清州→成田
韓国の方たちで混雑する午前便は高めですが、夕方便は安め設定。帰国便はこちらを選んだので、午後1時くらいまで清州中心部で遊べました。
帰りに荷物が増えるのが確実な場合は、この段階でBASICを選択しておくと安心。LITE運賃でも受託手荷物オプションを40,000Wプラスでつけられます。
下のスクショでは後付けの方が微妙にお安いですが、第2回目清州行きではLITE+オプションより、BASICの方が1000円以上安くなっていました。どちらも15kgまで預けられます。
入力時はパスポート通りに
拡張子(性別) 拡張子、ですか…
ミドルネームと名前(一般的に日本人は名前、First Nameだけだと思います)
苗字(Family Name)
誕生日 表示されるカレンダーで、年月日の順に選びます
名前と苗字はアルファベット大文字で
情報の入力まちがいに気づかないままだと、カウンターで揉めた末にチケットを買い直すはめになります。せっかくの貧乏旅行が台無しです。もし、情報を間違えたら、以下を参考にしてください。
ここまでは日本語で順調に進められます。
問題は次の購入です
購入時に一瞬ひるむ
支払方法を選択するページに切り替わると、突然、韓国語オンリーに! 焦らず、以下の図解を参考に日本発行のクレカで決済しましょう。
チケット購入には日本のクレカでOK
ネットでは「日本のクレカは使えない」との声もありますが、2024年9月2日現在、エアロKの直販サイトでクレジットカード決済で購入できました。もし、決済できない場合は、trip.comやBooking.comとかの代理店で購入してください。
2回目となるエアロ K利用を決意
そろそろ光州ビエンナーレへ行こうと思っていたら、trip.comが公式サイトより一瞬、安くなったんです。しかも、わーい、前回より安い! 燃油サーチャージが下がったかな。
ということで、trip.comで初めて買ってみました。パスポート情報なしで購入したので少々不安です。
が、代理店経由の予約では片道だけ受託手荷物込のBASIC運賃にするわがままができません。公式サイトのマイ予約から追加できます。安いなりの理由があります。
受託手荷物を追加すると40,000W。
迷惑メールフォルダにeチケットが
決済後にeチケットがエアロKから、カード明細がトスペイメンツからメールで届きます。私の場合は、2通とも迷惑メールフォルダにありました。
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貧乏旅行の基本中の基本
予約番号、搭乗データ、領収書はスクショしつつ、紙でプリントアウトしましょう。なにかあったときにアナログは最強。旅先で、それも海外でスマホをなくしたら、一巻の終わりです。韓国語ができないのなら、ましてや地方なら、何もできないお手上げ状態です。予備として紙の旅程表とパスポートのコピーを必ず準備しましょう。
オンラインチェックインはまだ不可能
公式ページのFAQは韓国向けの内容を、AIちゃんが単純に日本語訳にしただけなので、内容に時差が生じていますね。海外の航空会社サイトは、こんなことがありがちなので、すべてを信じてはいけません。上のeチケットにもオンラインチェックインに関する記載がないことにお気づきでしょうか。
受託手荷物は搭乗24時間前まで40000Wで追加可能
私は座席指定なし、受託手荷物なしのLITE運賃でこの価格でした。国際便で初の手荷物10kgルールを自分に課したのですが、久し振りの海外旅行でたがが外れる可能性も大いにありました。
受託手荷物の事前購入について
事前購入のご案内
出発24時間前までホームページまたは電話窓口で受託手荷物の事前購入が可能で、事前購入時に割引料金を適用
* ご購入時点によって料金及び割引率が変更される場合があります。
事前にご購入できる受託手荷物は、重量単位でのみ追加可能で、受託手荷物数が5個を超える場合、現場(空港カウンター)で追加の手数料を支払う必要があります。
旅行会社などその他のチャンネルでご購入になった一部の航空券は、手荷物事前購入ができないことがあります。
帰国便で手荷物を預けるには、フライトの24時間前までにエアロKの予約ページから追購入オーダーすると、15kgまで40000W。もし、空港のカウンターで機内持ち込みの重量オーバーが見つかると、60000Wに跳ね上がります。
罰金か。Peachで屈辱を受けた記憶がよみがえります。
2度目の利用では大好きな光州とその周辺へ行くので、食品だけで手荷物が10kgを超える予感、いや確定です。受託手荷物を追加するために、帰国2日前にマイ予約から40000Wを払うか、ほぼ同じ料金で3.5kgの荷物をEMSで送るか。悩ましい。
買い物しなけりゃいいだけの話です。
格安の理由は徹底したコスト削減?
エアロ Kは他のLCCとの違いが大いにあります。単純に構築が遅れているだけかもしれませんが、気づいたのは以下の点です。
・専用アプリなし
・日本だとオンラインチェックイン、モバイルチェックイン不可
・マイレージや会員サービスがない(広告メールはある)
すべてのデータは予約番号とパスポートに依存する、という仕組み。でも今回、特に不便はなく、専用アプリってもしかすると不要なのかもと感じました。利用客が増えたら、こんなのんびりしたことは言えないでしょうが。
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成田空港では有人カウンターへ
2024年9月現在、エアロ Kはオンラインチェックインができないので、成田空港発なら第3ターミナル、エアロ Kの有人カウンターへ。
私は受託手荷物なしなので1時間半前にカウンターへ行きましたが、閑散としたカウンターに「本当にここでいいのだろうか」と心配になりました。隣の春秋航空はごった返していたので、余計にです。
カウンターではパスポートを出し、窓側を選んで終了。リュックサックだったからか手荷物の計量すらなく、せっかくプリントアウトしたeチケットを見せることもありません。
乗客のほとんどは韓国に帰国する人たちのようで、搭乗ゲート近くのロビーででカップ麺を食べたりと、まったりされていました。成田、遠いし、前日の午前、大雨であの京成電鉄が止まって、明日は我が身かと焦ったよね。そりゃ2時間前チェックイン厳守するよね。うんうん。
階段でえっちらおっちら降りて登って
搭乗ゲートは153。階段をグルグル降りてタラップを登って乗り込みます。エアバスA320の座席は3列3列で、LCCにしてはシートは若干広めな感じがしました。ネイビーとスカイブルーの座席はスタイリッシュでした。
LCCではリクライニングは存在しないので、レバーを探すことすらしません。私は3時間半近く乗るPeachの石垣島行きに慣れており、2時間くらいの座りっぱなしはお茶の子さいさい。化粧室も使いません。
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機内サービスは不思議な為替レート
機中では飲物やAeroKオリジナルグッズを販売していました。支払は韓国発行クレカか韓国ウォン、米ドル、日本円の現金のみです。1,000Wが1ドルか100円の固定レートなので、円安の今なら日本円の現金で払うのがいちばんお得ですね。
けれど、LCC慣れした貧乏旅行者は手を出しません。食料は自作弁当、水は出国検査先にあった温冷給水器でボトルに入れました。行きの機内でノベルティを買うなぞ、貧乏旅行者の名折れです。ここで荷物を増やしたら、受託荷物オプションの40,000wの罰金が待っていると、グッと我慢、がまん、ガマン。
久し振りの海外旅行に免税店トラップ
実は成田の免税店で、留守宅の子にオードトワレを買ってしまったのです。久し振りの海外旅行だったので、つい成田で、初っぱなから散財。でも、おかげで清州では財布を引き締めて行動できました。怪我の功名です。そんなにほしい物がなかった、というのが事実ですが。
高級ブランドの免税品を買いたいなら、荷物になってしまうけれど成田で買っておきましょう。
清州国際空港の免税店で買ってもいいなと思ったのは、フェイスパックだけ。どれもこれも高いのでスルーです。
行きは揺れても極上のフライト
成田→清州行きは定刻通りの13時05分発。気流の乱れがあり、半分以上ベルトサインが点灯しました。雲の隙間からのぞく富士山を見つつ甲府盆地をかすめ、琵琶湖の北を抜け、宍道湖、鳥取砂丘を左に見たら、日本海を一気に西北西に。鳥取砂丘って本当に小さいのですね。わざわざ行かなくてもいいやと思いました。
そして韓国領空。
快晴の空からビエネッタみたいにシワシワな朝鮮半島を眺められる、極上のフライトでした。
山はキュッととんがり、山裾を川がグネグネと流れる。倉庫の屋根は鮮やかな水色。乾いた空気の韓国らしい色使いに、韓国の地方にやっと来られたと興奮。
待ってろ、今すぐそっちに行くからな、とつい荒くなる鼻息。
早く着陸しないかなとワクワクしていたら、到着は定刻の30分前でした。素晴らしい。
清州国際空港は撮影禁止
軍民共用の清州空港に近づくと、写真、動画撮影禁止のアナウンスが流れます。もちろん滑走路も撮影禁止です。大邱、光州も軍民共用の空港で、撮影禁止エリアがあったのを思い出しました。ということで、機上からの風景と機内の写真撮影は控えました。
いたずら心を起こして捕まったらバカバカしいので、盗撮は止めましょう。罰として、永遠に韓国への入国を拒否されるかもしれません。
清州国際空港利用のメリット
到着から入国審査通過までの所要時間は
韓国内で最短かも
清州国際空港、到着。エアロ Kの機体自体が小さい上に、外国人は1割もいない感触だったので、外国人用の入国審査ははガラ空き。のんびりとお手洗いに行ってたら、審査が終わりかけていて焦りました。
手荷物受取のベルトコンベアは1台のみ。あっという間に出てきていました。税関はフリーパス状態で、到着から10分かからずに自由の身になれます。
清州国際空港は大邱よりも早かった。務安よりも早かった。務安はターミナルに機体を着けないので、滑走路の端っこを歩かなきゃいけなかったんです。おそらく、清州は成田発の日本人にとって、清州国際空港は韓国内で最も早く入国できる国際空港だと思います。
仁川国際空港は、行きにピーチ、帰りにチェジュ利用したことがあります。不思議な電車に乗って入国手続きの長い列に並びました。早朝到着でヘトヘトなのに、電車にギューギュー詰めでなんだかな、と思いました。この時は空港発、ソウル郊外行きの高速バスに乗ったので、ソウル中心部へ辿り着く混雑やAREX争奪戦は体験していません。
金浦は国際線、国内線で利用しましたが、ソウル中心部への移動が楽だし、空港がコンパクトでいいですね。両替したらめっちゃ損しましたけど。
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両替は空港でサクッと
空港にはシナン銀行の両替所があり、到着便に合わせて開店します。
WOWPASSの機械は設置されていません。地元の方が両替所を調べてくれましたが、清州にはソウルのようにレートの良い両替所なんてどこにもありません。到着後に空港か、町に出てから大きめの銀行で両替しましょう。
私は前回の残りがあったので空港では両替しませんでしたが、後日、どんな地方にも必ずあるNH農協銀行(NH농협은행)で1万円を両替しました。91,103ウォン(2024年9月5日午前11時)。
チェックイン、出国審査も韓国内で最短かも!
清州国際空港は2階建ての小さな空港なので、帰国便のチェックインが石垣空港並に楽です。いや、それ以上かも。
1階のいちばん左にある有人カウンターでチェックイン。もちろんガラガラで、リュックサックだからか計量すらされませんでした。チェックインの入り口脇にある植木の陰に自動チェックイン機(キオスク)が隠れていたので、次回はこれを使って時間を節約してみようと思います。
エアロ Kの若い地上係員さんは日本語勉強中で、「窓側」という言葉を教え合いました。対応もていねいで好感しかありません。
おそらく、成田行きの日本人にとって、韓国内で最も早く出国できる国際空港だと思います。
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サンキュー、偏西風。まさかの1時間前の巻き着!
帰国便は16時40分発予定でしたが、不思議なことに5分前には飛び立っていました。しかも、強い偏西風に乗り、成田着は定刻の1時間前、18時ピッタリ。飛行時間はたったの1時間半のミラクルです。パリパリ精神、万歳。
空港施設はこちらのレポートを参考に!
以下は、ソウルから関空へ帰るジェットセッターさんのレポートです。成田発着とは多少時間軸が異なりますが、空港施設などはとても参考になります。なお、後半で紹介する、五松駅と清州国際空港を結ぶ赤バスのBRT B3番やソウル直行バスの情報は掲載されていませんので、本noteを参考にして、少しでもソウルへの移動を楽にしましょう!
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清州のポテンシャルはどれほどか
帰国便の機内、隣にいらっしゃった日本の旅行会社の清州視察団(日本人のおじさま)と話したのですが、「清州は何もない」で意見は統一されました。清州国際空港を第3のソウル航路として開拓したかったようですが、現状では空港からソウルに向かうアクセスが悪すぎて一般的な日本人観光客には厳しいとのこと。同感です。
以下で、どれだけアクセスが悪いのか証明していきます。しかし、冒険好きのジェットセッター向き新ルートを発見したので、後半で発表します!
清州空港からソウルへ、時刻表の旅
空港発ソウル行き市外、高速バスがあります。と空港の公式サイトにはありました。でも、正直に言います。
清州国際空港からソウルへバスで移動は、かなり無理め
清州国際空港からソウル南部ターミナル行の時刻表
14:35着の関空発も15:30分着の成田発も、選択肢は19:15のバスだけです。
清州国際空港からソウルのセントラルシティターミナル行の時刻表
ソウルの江南近くにあるセントラルシティターミナル行きは日に5本。たった1時間20分で行けるのは魅力ですが、14:35着の関空発で最終の高速バスに乗れるかは賭けですね。予約してあれば乗れるかもですが、予約なしなら厳しい戦いになるでしょう。15:30分着の成田発にいたっては選択肢ゼロ。悲しい。せっかく存在するアクセスが使えないのはかなりの痛手です。
高速バスの予約に挑戦
高速バスは予約で満席になっていることも多いようです。https://www.kobus.co.kr/main.do (日本語あり)では手数料なしで予約できますが、なかなか手こずります。yukiさんのnoteを参考に挑戦してみてください。
手数料を払ってもいいなら、これかな
高速バスを予約するなら、creatripが楽みたいです。手数料分が乗っかりますが、日本語でスムーズに購入できるのはありがたい。
清州国際空港から仁川総合ターミナル行もありますが
仁川総合ターミナル行きは日に2本。関空発、成田発とも利用不可でした。
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朗報!
TOPIK4級の勇者が、最短時間でのソウル行きを成功させました!
成田発15:30分着の便で特急バスB3に飛び乗り、開発真っ最中のニュータウン、オチョンにある清州北部ターミナル(청주북부터미널)からソウル南部ターミナル(서울남부터미널)まで移動した猛者がいらっしゃいます。預け荷物なし、アプリなしでも観光用の韓国語会話ができる中級者向けの旅ですので、冒険したい方はぜひ挑戦してください。私みたいな50代はタクシーを使わせいただきますよ。
雅ちゃんさん、すごいです!
なお、清州北部ターミナル(청주북부터미널)→ソウルへのバスは3種類あります。
セントラルシティターミナル(센트럴시티터미널) 高速バス 所要時間1時間30分 12800W
ソウル南部ターミナル(서울남부터미널) 市外バス 所要時間2時間7分 12800W
東ソウル総合バスターミナル(동서울종합터미널) 所要時間1時間51分 12800W
このルートに挑戦したい方はNAVERマップの覇者だと思いますので、自力で時刻表を探してみてください。たーくさん本数があります。
そして、清州北部ターミナルを活用すると、空港↔︎ソウルの移動が劇的に楽になることに気づきました。さらに! もうひとつのルートを発見してしまいました。後半で紹介します。ご期待ください。
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KTXやSRTを使っても到着日にソウルに移動できるぽい
【方法1】 ムグンファ号で五松駅へ
清州国際空港駅、というのが徒歩7〜8分のところにあります。バス移動も可能です。無人駅なので空港の観光案内カウンターでムグンファ号の切符(2600ウォン)を購入して乗車します。
でも、日に10本しかありません。14:35着関空発の方なら16:43発のムグンファ号で五松駅まで余裕で移動して、ソウルなどにサクッと高速移動できるかもしれません。2時間空港で時間を潰せるかは、かなり微妙ですが。15:30分着の成田発でも、定刻通りの到着なら余裕で乗れます。鉄男の娘なので乗ってみたい。
ムグンファ号は所要18分と短いのがうれしいです。晴れていたら駅までの移動は楽しそうですが、屋根がない歩道を歩くので雨や雪が降ったら最悪です。
アクセス : 清州空港内(市外バスターミナルから約600m離れたところ)に位置しております。
清州空港駅は駅員のいない無人駅となっており、忠北線のすべての旅客列車が停車いたします。
乗車券は、空港旅客ターミナル1階の観光案内カウンターでお買い求めいただけます。
映画『新感染』でゾンビになった大量の軍人たちが襲いかかる、あのシーンの舞台となった駅です。
KTXやSRTが全便停車する大田で乗り換えて、ソウルに行く方法もありますね。乗車時間1時間の旅です。
おすすめ! 【方法2】 本数の多い路線バスで五松駅へ移動
KTXやSRTが通る五松駅までは2種類のバスが利用できます。いずれも4番バス乗り場から乗車です。
1本は急行747番バス。前述したジェットセッターさんは五松駅から空港まで747番バスを利用しています。急行とありますが、実情は各駅停車の鈍行みたいなもので、所要時間1時間20分の長旅です。T-moneyカードで1900Wです。
もっと時間を短縮できる最新バスがあります。空港から五松駅まで停留所は4つ、所要時間45分弱の特急バス、BRTのB3バスです。T-moneyカードで1900W。運行間隔は20分なので、こちらを利用した方が身体は疲れないでしょう。
こちらの動画では、清州国際空港から五松駅を通り、終点の世宗高速市外バスターミナルまでの車窓を楽しめます。かなり早回しですが、予習にどうぞ。田園風景をお楽しみください。
こちらは五松駅から清州空港までの鉄旅をのんびりと紹介しています。
とはいえ、KTXやSRTのチケットは早目に売り切れがちです。到着後にバタバタと移動して、やっと五松駅に到着したのにチケット売り切れだった、という事態もありえます。五松駅は全便が停車しないので、ムグンファ号かバスで全便が停車する大田駅へ向かう手段もあります。ムグンファ号だと1時間の旅です。ここら辺は空港の観光案内の方に相談するか、乗り鉄に検証していただけたらと思います。
アプリのコレイルトークなら日本語でKTXのチケットが買えるそうです。SRTはネット購入には韓国のマイナンバーみたいなのが必要なので、海外からの観光客は駅で直接買うしかないです。コレイルトークは次回の光州行きでチャレンジしてみます。
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ソウル→清州空港は直通バス1本で楽勝!
ソウルへの移動は到着時間のせいで難易度が高いのですが、逆は簡単です。
エアロ K 関空行 8:15発、15:50発
成田行 9:30発、16:15発(平日)16:40発(土日)
※出発時間は変動しています。ご確認ください。
日本人観光客なら帰国便は午後発を選ぶ方がほとんどでしょう。でしたら、ソウルから清州国際空港直行のバスがよりどりみどり。しかも、清州国際空港は仁川のように利用客が多くないので、出国カウンター、出国審査、保安検査場もほぼノンストップで通過できます。広くて混雑している仁川は3時間前到着が推奨されているようですが、清州は2時間前に来たら時間を持て余します。ここに暇すぎでヘロヘロになった人間がいます。フードコートもあるけれど、なんだか。免税店はないに等しいのです。
空港直行バス ① セントラルシティターミナル発 (高速バス)
所要時間1時間30分 12800W
成田行きの方は11:50分便で早めに空港に到着して、フードコートで時間を潰してください。
※ 時間潰しはオチャンの町探険がおすすめ
または、ちょっと冒険しちゃおっかなという方は、少し早めにソウルを脱出して、清州国際空港からB3バスで15分ほどのオチャンプラザ(오창프라자)停留所に向かい、最後の韓国ご飯をオチャンの町で楽しむのも楽しそうです。
オチャンは東京でいう、たまプラーザみたいな町。すぐそばにソウル行きバスが多数ある清州北部ターミナル(청주북부터미널)や飲食店や大きなホームプラスやダイソー、すぐそばの貯水池公園を散歩できます。で、帰りはオチャンプラザ(오창프라자)停留所からB3、747バス、または優雅にタクシーで空港へ向かって、チェックインすればよいかと思います。
ソウルでサウナに行けなかった方、グッと早めに出発してターミナルそばのチムジルバンで整いますかね。24時間営業で大人ひとり9000Wです。安い。
空港に戻るのはバスでもタクシーもよし。タクシー代は1500円くらいだもの、お財布に余裕があれば、往復タクシーでもいいくらいです。
最後の瞬間まで韓国の空気を満喫できるんです。ソウルとはまったく違う、ゆるやかな忠清北道の空気に触れられるのは、清州国際空港ならではの楽しみ方でしょう。
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空港直行バスその②
ソウル南部ターミナル(서울남부터미널)発 所要時間1時間33分 12800W
関空行きは9:20発便で早目に到着して、空港の隣町オチャンでまったり過ごすのもおすすめ。「※ 時間潰しはオチャンの町探険がおすすめ」を参考にしてください。
オチャン乗り換えにすれば選択肢が増える
ギリギリまでソウルで遊びたい旅慣れた方は、本数が多い清州北部ターミナル(청주북부터미널)行を利用するのもおもしろいと思います。セントラルシティ、ソウル南部や東ソウルからバスがあります。時間があれば「※ 時間潰しはオチャンの町探険がおすすめ」を参考にしてください。
早く到着した場合は、 ※ 時間潰しはオチャンの町探険がおすすめ に戻って、最後まで韓国を楽しめる方法を再確認してください。
裏ワザの新ルート発表!
ここまで読めば、お気づきでしょう。清州空港↔︎ソウル直行バスにこだわらなければ、ソウルへの移動は劇的に簡単になります。
いちばん楽なのは、清州北部ターミナル(オチャン)経由でソウルへ
到着後、B3か747番バスで空港の隣町にある清州北部ターミナルにさっと移動して、ソウル行きのバスに乗ればいいんです。ほら、バス便がこんなにあります。
清州北部バスターミナル17時10分発を狙え!
梧倉(オチャン)こと、清州北部バスターミナルから16:20発に乗れたら最高!
梧倉(オチャン)こと、清州北部バスターミナルから16:30発に乗れたら最高!
次に楽なのは清州大学停留所の利用。本数が多くて使いやすい!
清州の高速バスを検索すると、清州の新都心にある高速バスターミナルが出てきます。でも、清州にはもうひとつ、高速バスターミナルがあるんです。
町の中心部にある清州大停留所(청주대정류소)です。停留所という名前の通り道端にありますが、ここから高速、市外バスが多数出ています。紛らわしいことに清州旅客北部停留所청주여객북부정류소(市外バスではこう呼ぶぽい) 、北清州(旧称)、清州セントラルターミナルとの表示もありますが、清州大停留所のことです。
空港からは路線バス407(各駅停車)、704(急行)で約30分で到着するので、清州の町をちょっとのぞいてみたい方は、ここで乗り換えてソウルへ行くのも楽しいと思います。
バスの本数が多いので、成田発の方も安心してソウルへ移動できます。
ソウル南部ターミナル行きの時刻表。16時30分発に乗れたら最高!
17時40分発は保険として押さえておきたい。
清州高速ターミナルはバスの本数がものすごく多いのですが、空港からバスで1時間かかります。正直言って、空港〜ソウルへの移動には時間のロスが大きすぎます。オチョンか清州大停留所を使った方が、ソウル滞在時間を増やせますよね。
急ぎでなければ清州に一泊して地方の雰囲気を楽しみ、翌朝、高速バスでソウルに向かってもいいですね。清州はホテル代がすっごく安いんです。清州大停留所から少し歩くと、清州の表参道と中目黒がありますし、新都心の高速バスターミナル周辺にはNCデパートやロッテマート、オリヤンもありますよ。
オチャンのチムジルバンに泊まって、翌朝、ソウルへバスで向かうのも趣がありますね。
ただし、裏ワザは韓国の交通事情を熟知した人向け
ソウルから仁川国際空港まで3時間前到着を目指し、バスで1時間半くらいかけるなら、同じ時間バスに乗って清州北部ターミナルへ向かうほうがよくないですか? 一瞬でチェックインも保安検査に出国審査も終了する空港なんてなかなかありません。免税店で買い物しない、ギリギリまで韓国で遊びたい中上級者なら、なおさら清州国際空港の利用価値をご理解いただけるでしょう。
【結論】
清州は将来性あり
地方好き、韓国語の会話ができる方限定ですが
今回の清州視察最大の成果は、清州国際空港がソウルへの抜け道であること。エアロ K成田発便でソウルへ向かう方は、オチャンの清州北部バスターミナルか清州大停留所乗り換えでバス移動するとグッと楽になると思います。
そして私的にはここ経由で全羅道に2時間ちょいで移動できるルートを発見したことです。五松駅まで路線バスの最新型BRTで移動できるとは盲点でした。KTXやSRTの当日切符が買えるか微妙ではありますが、コレイルトークを使えばなんとかなるでしょう。
2度目のエアロ K清州行きでは、成田~全羅道の新ルートに挑戦しつつ、現地の友達と光州ビエンナーレを観て、炭焼き鰻を食べて、未踏の町や村にも行く予定です。務安便が消えて地方旅を諦めていましたが、エアロ Kのおかげで韓国は地方しか行かない私の夢が実現できそうです。
なんといってもエアロ Kは今のところ、チケットがどこよりもお手軽価格。清州は私のハブになりました。これからもちょいちょい利用させていただきます!
【謝辞とお願い】
ありがとうエアロ K! あなたと清州国際空港を知ってしまった私は、仁川国際空港の混雑にも、光州までの4時間の高速バス旅にも耐えられそうにありません。
到着便に合わせて清州北部ターミナル、五松駅だけに停まる超特急バスを設定したら、ソウルへの抜け道として海外からの利用客が増えるかもしれません。バスは中型バスで十分でしょう。
というか、成田から遊びに来る日本人観光客のために、ソウルへの直行バスを増便してください。
あ、でも、清州が素通りされちゃうか。いい町でした、清州。
清州は背伸びせずに、ずっとこのまま、謎の地方都市でいてほしいと願っています。空港も、周辺の大田、世宗、清州市民が便利に使える地元密着の存在でありつづける方が幸せだと思うのです。空港がこぢんまりしていて、入国出国ともに異様にスムーズなことが清州国際空港の良さだもん
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