スマートフォンの通信に必要なSIMカードを携帯電話販売会社からだまし取ったとして、警視庁は22日、会社役員の吉田安清容疑者(47)=東京都中央区=ら3人を詐欺容疑などで逮捕した。捜査関係者への取材でわかった。
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警視庁は、3人が特殊詐欺の犯罪ツールを調達する「道具屋」グループのトップとみて調べている。
「異業種交流会」やインスタグラムで
他に逮捕されたのは、会社役員の田中大吾(47)=東京都港区=、会社員の福森公樹(43)=川崎市多摩区=の両容疑者。
捜査関係者によると、3人の逮捕容疑は2021年11月と23年1~2月ごろ、他の者と共謀し、6回にわたり、携帯電話販売会社のサイトで、契約者本人が利用するとうそを言ってSIMカードを契約し、計6枚をだまし取ったというもの。
契約者は一般の会社員らで、副業を求めて参加した「異業種交流会」やインスタグラムでSIMカードの不正契約を仲介役のブローカーに持ちかけられていた。ネットで購入後、1回線あたり月数千円の報酬をもらっていたという。
SIMカードのデータはブローカーを通じて最終的に吉田容疑者らが受け取っていた。警視庁は、これらのSIMカードが特殊詐欺で被害者をだますメールの送信に使われたとみている。
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