医学部臨時定員を削減へ 27年度に厚労省、医師過剰備え
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厚生労働省は21日、大学医学部の入学定員のうち、各都道府県に割り当てている「臨時定員」を2027年度に削減する方針を示した。人口減が進めば国内で必要となる医師の数は減る。地域の医師確保に大きな影響が出ない範囲で入学枠を減らす。
同日の医師養成過程に関する有識者検討会で協議した。定員を削減する方向性には異論がなく、承認を得た。25年春をめどに定員数の上限を決め、その後は各都道府県への配分などを詰め...
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