加賀市内に兵庫県の大学が観光学部のキャンパスを設置へ

観光名所の温泉街がある加賀市に兵庫県の「宝塚医療大学」が再来年をめどに観光学部のキャンパスを設置することになりました。

加賀市の宮元市長と学校法人「平成医療学園」の岸野雅方理事長は20日に会見を開き、新たなキャンパスの計画を発表しました。
それによりますと、再来年をめどに加賀市内に宝塚医療大学のキャンパスを設置し、観光学部の2年生から4年生のうち、希望者120人ほどを受け入れるとしています。
具体的な場所は未定ですが、市内の施設を校舎に転用する方向で検討しているということで、加賀市は市内の温泉旅館や観光事業者などと連携して観光に関する実践的な教育を提供するとしています。
岸野理事長は「観光地での実践的な学びを通じてこの地で活躍する人材や外国へ学びに行くような人材の育成につなげたい」と話していました。
加賀市の宮元市長は「市の基幹産業である観光業の人材育成が求められる中、キャンパスの設置をお願いした。インバウンドの需要が高まっているので大変期待している」と話していました。

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