フジテレビの港浩一社長は1月17日、記者会見を開き、第三者の弁護士を中心とした調査委員会を立ち上げる方針を示しましたが、会社は「日弁連のガイドラインに基づく第三者委員会ではないと思う」と説明していました。
こうした中「フジ・メディア・ホールディングス」に対して、社外取締役の7人が連名で、臨時の取締役会を開くよう求め、社外取締役の中からはこれまでの対応を見直して独立した第三者委員会を設置すべきだという声もあがっています。
フジ・メディア・ホールディングスは23日に臨時の取締役会を開き、これまでのフジテレビの対応に問題がなかったかを議論した上で、日弁連=日本弁護士連合会のガイドラインに沿った独立した第三者委員会の設置についても検討することにしています。
フジテレビをめぐっては企業の間で自社のコマーシャルを見合わせるなどの動きが相次いでいます。
フジ・メディア・ホールディングスはこうした事態を重く見て迅速に対応を見直す必要があると判断したものとみられます。
フジテレビ 独立した第三者委員会の設置を検討へ
タレントの中居正広さんと女性とのトラブルにフジテレビの社員が関与していたなどと週刊誌で報じられたことをめぐり、フジテレビの親会社「フジ・メディア・ホールディングス」は23日に臨時の取締役会を開き、これまでのフジテレビの対応に問題がなかったかを議論した上で社外取締役が求めている独立した第三者委員会の設置についても検討することにしています。
CM放映 見合わせの動き相次ぐ
塩野義製薬
塩野義製薬は、フジテレビで1964年の放送開始から単独のスポンサーとして提供している音楽番組、「ミュージックフェア」について、コマーシャルを見合わせることを決めたということです。
公益社団法人の広告に差し替えるとしています。
一連の問題をめぐるフジテレビの対応について塩野義製薬は「一連の報道が事実であれば容認できるものではない。事実内容と今後の対応について説明がなされるべきだ」としています。
九州電力
九州電力はフジテレビが制作し、系列局が九州地方で放送している番組でのコマーシャル放映の見合わせを決めたということです。
契約済みのコマーシャル枠を公益社団法人の広告に差し替えるとともに、新たな契約は当面、見送るとしています。
九州の主要企業でフジテレビ制作の番組でのコマーシャル放映を見合わせる動きが明らかになったのは初めてで、九州電力は「一連の報道を踏まえ、当社としてもコンプライアンスを重視する観点から見合わせることとした」としています。
一方、九州の系列局が制作する番組ではコマーシャルの放映を続けるということです。