今回は皆さんの暗算力を試してみましょう。挑戦するのは、三桁どうしの足し算です。繰り上がりのある計算ですが、ポイントを掴むことで驚くほど簡単に計算できるようになります。
どのような工夫をすると簡単に計算できるのか考えながら、計算してみましょう。
問題
次の計算をしなさい。
633+198
筆算をせずに暗算してみましょう。
解説
この問題の答えは「831」です。
では早速、簡単に計算する方法を振り返っていきましょう。
<複雑な足し算の工夫>
・足す数か足される数のどちらかを(キリの良い数±端数)の形にする。
・キリの良い数を使った計算を先に行い、後から帳尻を合わせるように端数を計算する。
これは実際にやってみた方が分かりやすいので、計算してみましょう。
633と198の場合、198の方がキリの良い数に近いので、198を変形して計算します。198に最も近いキリの良い数は200なので200を基準に変形しましょう。
633+198
=633+(200−2)
=633+200−2
=833−2
=831
この方法でも十分なのですが、足し算の問題に引き算が登場してしまったので、間違えてしまいやすくなるかもしれません。そこで、もう少しスマートな方法で計算してみましょう。
633+198
=(631+2)+198
=631+2+198
=631+200
=831
198が200になるように、633を631と2に分けて足し算しました。このようにすると、足し算だけの計算になるので、計算しやすくなりますね。
まとめ
問題に登場する数を分解することで、暗算でも計算しやすくなりました。
ただし、どのように数を分解した方が計算しやすいかは個人差があります。今回ご紹介した方法を参考にして、計算しやすいと感じた分解方法で計算してみましょう。
この他にも、さまざまな数の分解方法があリます。よりスムーズに計算できる方法をひらめくためには練習が必要ですので、ぜひ他の問題にもチャレンジしてみてください。
※当メディアでご紹介する数学関連記事において、複数の解法を持つものもございます。 あくまでも一例のご紹介に留まることを、ご了承ください。
文(編集):うおうお
数学の教員免許を所持。個別指導・集団指導の学習塾で数学の講師として小学生から高校生までの指導や、小学生の宿題指導を通して算数の魅力を深堀して楽しく伝えている。現在は民間学童保育所で放課後児童支援員として勤務しながらフリーランスで受験指導もしている。
類似の数学問題にもう1問挑戦!