Post

Conversation

興味深いデータがある。同居と寿命の相関を追ってみたものだ。 男性は未婚、妻との離別を問わず、1人暮らしの平均寿命は65歳から69歳。これは既婚85歳に比べて15年も短い。 一方女性はどうか。これが男性とは対照的な結果となる。 まず未婚女性は既婚女性よりも寿命が長い。一生独身の女性の平均寿命は90歳。 離婚した女性は85歳~89歳。 結婚している女性は75歳から79歳。 男性は結婚生活で寿命を延ばし、女性は結婚生活で寿命を縮めるという結果が出ている。 さらに、今の相手ともう一度結婚したいかというアンケート調査では、男性で今の妻ともう一度結婚したいという答えが6割だったのに対し、女性が今の夫と結婚したいという答えた人はわずか27.8%。 あまりにも差が激しい。 これらの調査は何を物語っているのか。 夫にとっては妻はなくてはならない人だ。それは妻に依存しきって、妻がいないと生活できないからである。 一方、妻にとっては夫はお荷物でしかない。そうした実態が如実にくみ取れる。 女性が人生後半で自己実現するためには、夫婦関係は「捨てた方がよいもの」ということになる。