平成時代、“ギャル文化”と出会った主人公が、やがて栄養士となり、“目には見えない大切なもの(縁・時代・人)”を次々と結んでいく、2024年度後期・連続テレビ小説『おむすび』。
管理栄養士・米田結、病院で
“食と命の新たなステージ”へ――
平成の終わりを翌年に控えた、2018年。結は管理栄養士として、“新たなステージ”に立っていました。
舞台はかつて娘・花を妊娠中に通院、そして出産した大阪新淀川記念病院。患者の病状を把握し、時に話を熱心に聞きながら、状態に合わせた食事を提供していきます。そして“栄養による治療・回復”を目的とした院内の特別チーム・NST(栄養サポートチーム)に参加。食と命の深い関係を学びながらも、結はさらに多くの人々と向き合い、支えていきます――。最終章にして、まだまだ盛りだくさんの「病院・管理栄養士編」。素敵なキャストの皆さんを発表します。
◆大阪新淀川記念病院で働く人々
濱田マリ
連続テレビ小説『カーネーション』『マッサン』『カムカムエヴリバディ』
栄養科長 / 塚本文香(つかもと・ふみか)
栄養科長で結の頼れる上司。NST(栄養サポートチーム)を立ち上げたメンバーの一人。趣味は歴史小説を読むことで、戦国武将を用いた例えを出して周りをポカンとさせる。
🍙濱田マリさんコメント
あの震災から30年が経ちます。
あの日の記憶、30年間の思い、人それぞれだと思います。
『おむすび』を見て、前を向いて、その記憶や思いを上書きしてもらえたら…そんな気持ちで撮影をしています。
管理栄養士になった結ちゃんとともに、『おむすび』キャスト・スタッフは最後まで全力で走り続けます!
妃海 風
連続テレビ小説初出演
看護師 / 桑原美和(くわはら・みわ)
大阪府出身。病院内のベテランであり、NSTを立ち上げた一人。数々の修羅場をくぐり、冷静沈着。一方で無類のうわさ好きで、病院内のあらゆる情報をつかんでいるという。
🍙妃海 風さんコメント
私自身、初めてのドラマ経験となりますが、それが憧れの朝ドラということで、大変ありがたく思います。
撮影中どの瞬間も喜びの気持ちいっぱいで、撮影に挑ませていただきました。
そのエネルギーを少しでも、朝、皆さまにお届けできるといいなと思います。
犬飼貴丈
連続テレビ小説『なつぞら』
言語聴覚士 / 杉沢聡(すぎさわ・さとし)
「話す」「聞く」「食べる」に関するリハビリを担当する言語聴覚士。飲食物をうまく飲み込めなくなる「嚥下(えんげ)障がい」などの患者を相手に、結とタッグを組む。NSTメンバー。
🍙犬飼貴丈さんコメント
病院、管理栄養士編に出演させて頂きます。
なつぞら以来再び朝ドラに帰ってくる事が出来て、とても嬉しいです。
現場の空気感が和気あいあいとしていて、とてもリラックスしてお芝居させて頂いています。
また、言語聴覚士という職業に関して少しでも多くの方に知ってもらえればいいなと思います。
永野宗典
連続テレビ小説『ごちそうさん』『虎に翼』
小児科医 / 松崎瑛人(まつざき・えいと)
明るくて人当たりのよい小児科医。NSTメンバー。ものごし柔らかだが、その分ほかの医療従事者に対して強く言えないところも。
🍙永野宗典さんコメント
初の朝ドラレギュラー出演、ドキドキしながら撮影初日を迎えましたが、キャスト・スタッフの皆さんがとても和やかで緊張が吹き飛びました。テレビで見ている明るく柔らかい『おむすび』の空気感は、現実と地続きでした! 精一杯、松崎瑛人を演じたいと思います。
辻 凪子
連続テレビ小説『なつぞら』『スカーレット』『おちょやん』『ブギウギ』 ほか
薬剤師 / 篠宮朱里(しのみや・あかり)
「食事より薬の方が患者に効く」と信じてやまない、協調性ゼロの薬剤師。「患者はうそをつくが、数字はうそをつかない」が信条。NSTメンバー。
🍙辻 凪子さんコメント
再びあたたかく迎え入れてくださる朝ドラの皆さんに大感謝です。
私が演じる篠宮さんの設定は協調性ゼロの変人薬剤師。
最初は難しい役だなと思ったのですが、今や心はギャルマインド。
なにより健康が一番だとこの作品で気付かされました。
お茶目で優しいNSTチームの良さで、明るい朝を迎えていただけたらうれしいです!
しまずい香奈
連続テレビ小説『カーネーション』『マッサン』『べっぴんさん』『ブギウギ』 ほか
管理栄養士 / 柿沼莉子(かきぬま・りこ)
結から指示を受け、患者の献立を立てる委託会社の管理栄養士。限られた予算内で献立を作ることに心血を注ぐ。病院管理栄養士に対して密かにライバル心を持つ。
🍙しまずい香奈さんコメント
日本の朝に元気を届ける朝ドラ。
この度出演させていただくこととなり心から嬉しく思います!
病院内の栄養士が調理するのではなく委託の栄養士が調理する部分も意識しつつ撮影に臨みたいと思っています。
撮影現場に栄養バランスの取れた美味しそうなご飯が並ぶので、いつか合間に食べられる事を楽しみにしながらも撮影に取り組んでいます。
吉田剛明
連続テレビ小説初出演
新人管理栄養士 / 石田拓(いしだ・たく)
経験不足を自覚しながらも、明るくひたむきに仕事に取り組む若者。
🍙吉田剛明さんコメント
このお話を聞いた時は、驚きと喜びで胸が一杯となりましたがそれもつかの間で、その後に押し寄せてきた不安で人生感じたことのないくらいのプレッシャーに、正直なところ一度は押し潰された思いになりました。ですが17歳になったばかりの自分にとって、朝ドラへの出演は夢のようで、これは自分の持ち味である前向きな姿勢で、ひたむきに、愚直に、真摯にそして楽しもうと思いました。何年たっても振り返った時に大切な宝物となるだろうキラ星のような出演者の皆様と演じられるこの機会を精一杯以上の力を出し切って臨ませていただきます。
馬場徹
連続テレビ小説『まんぷく』
消化器内科医 / 森下直久(もりした・なおひさ)
医師としての責任感の強さから、患者のことを全て把握しておかないと気が済まない。栄養を主軸に治療を考えるNSTに疑問をもっている。
🍙馬場徹さんコメント
出演のお話をいただいた時が、結がギャルになるタイミングだったので、僕はどんな役で参加するのだろうと驚いたのですが、内容を伺ったら結が管理栄養士になって勤める病院の医師だと知り、納得しました(笑)
僕が演じる森下は、人を寄せ付けず他人の話を聞かない頑固な性格ですが、患者のことをとても考えている根は優しい医者です。
厳しくも優しい森下を視聴者の皆さんにも分かっていただけるようにしっかり撮影に臨みます。
中村アン
連続テレビ小説初出演
外科医 / 蒲田令奈(かまた・れいな)
腕を買われ、理事長が東京の病院から引き抜いた外科医。丁寧な口調だが、自己中心的。術後の栄養補給などは管理栄養士に丸投げする。
🍙中村アンさんコメント
朝ドラは、幼い頃から家族と一緒に見ていて、いつも楽しみに追いかけていた作品なので、出演が決まったときは本当に嬉しかったです。
今回、新章に突入し、クライマックスへと向かう重要なパートの中で、その仲間に加えていただけることを大変光栄に思っています。
病院で結がさまざまな人々と出会い、成長していく姿を描く中で、私も愛のある圧で見守る存在になれたらと思っています。
🍙制作統括・宇佐川隆史より
「食べることは、生きること」。食を通して、人々を支え続けてきた結の“物語における最後のステージ”が病院編です。結は、NST(栄養サポートチーム)という、院内の特別チームに入り、より深い“食と命の結びつき”を目指して奮闘します。管理栄養士になった結と共に患者の命と向き合う、バラエティーあふれるキャストの皆さんをご紹介します。
結の上司役・塚本役の濱田マリさんは、以前から絶大な信頼を寄せている俳優さんです。濱田さんならではの明るさと優しさで、栄養科長としての包容力を見事に体現されています。まさに、病院における「太陽にほえろのボス」!
妃海風さんは、りんとした姿が印象的。ご自身も大阪出身で、お話好きなベテラン看護師という役柄にぴったりの方です。結にとって“院内での相棒”とも呼べる存在を、力強く演じてくれています。
一方で、言語聴覚士を演じる犬飼貴丈さんは、持ち前の爽やかな魅力を存分に発揮。飲み込む力のリハビリに欠かせない“患者との信頼関係”を自然と作り出す姿に、皆さんも癒されてください。
永野宗典さんは、ユーモアなお芝居で以前から注目していたお一人。気弱だけれども人間味あふれる小児科医・松崎役として、私たちを楽しませてくれます。そして薬剤師・篠宮役を務める辻凪子さんも、過去の朝ドラで独特の存在感を放ってきた方。今回もクセになるたたずまいで結と私たちを翻ろうします!
そして、委託会社の管理栄養士・柿沼役のしまずい香奈さん。同じ管理栄養士の結に対抗心を持ちながらも、患者さんのためには協力する素敵な人物を演じます。そして新人の管理栄養士も。石田役を演じる吉田剛明さんは、そのフレッシュさと可愛らしさが絶妙で、若手ならではの躍動感を存分に発揮しています。
馬場徹さんは、誠実だが神経質な性格の内科医・森下役。医師としての強い責任感ゆえに、結たちと対立しながら、その裏に隠れた葛藤を深く表現。また、外科医・蒲田令奈役をつとめる中村アンさんは、毒舌だが腕利きのドクターを好演。中村さんならではの存在感で、物語に大きな刺激を与えてくれます。
管理栄養士として4年間キャリアを積んだ結が、病院での様々なトラブルを持ち前のコミュニケーション能力で解決していきます!バラエティーあふれる俳優陣が織り成す「病院編」、そしてまだまだ止まらない「おむすび」の世界を、ぜひお楽しみください!
連続テレビ小説『おむすび』
平成元年生まれのヒロインが、栄養士として、人の心と未来を結んでいく“平成青春グラフィティ”。どんなときでも自分らしさを大切にする“ギャル魂”を胸に、主人公・米田結が、激動の平成・令和を思いきり楽しく、時に悩みながらもパワフルに突き進みます!
【ものがたり】 平成“ど真ん中”の、2004年(平成16年)。ヒロイン・米田結(よねだ・ゆい)は、福岡・糸島で両親や祖父母と共に暮らしていた。「何事もない平和な日々こそ一番」と思って生きてきた結。しかし、地元で伝説と化した姉の存在や、謎のギャル軍団、甲子園を目指す野球青年など、個性的な面々にほん弄されていく。そんな仲間との濃密な時間の中、次第に結は気づいていく。「人生を思いきり楽しんでいいんだ」ということを――。 青春時代を謳歌した自然豊かな糸島、そして阪神・淡路大震災で被災するまでの幼少期を過ごした神戸。ふたつの土地での経験を通じて、食と栄養に関心を持った結は、あることをきっかけに“人のために役立つ喜び”に目覚める。そして目指したのは“栄養士”だった。 「人は食で作られる。食で未来を変えてゆく。」 はじめは、愛する家族や仲間という身近な存在のために。そして、仕事で巡りあった人たちのために。さらには、全国に住む私たちの幸せへと、その活動の範囲を広げていく。
【 作 】 根本ノンジ
【出 演】 橋本環奈 仲里依紗 佐野勇斗 麻生久美子 宮崎美子 北村有起哉 松平健 ほか
【スタッフ】 制作統括:宇佐川隆史、真鍋斎 / プロデューサー:管原浩
【演 出】 野田雄介、小野見知、松木健祐、盆子原誠、大野陽平、工藤隆史、原田氷詩
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