「1強」権限、不正蓄財か 東京女子医大
元理事長宅などで4億円相当押収 「理事会は反論できず」
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東京女子医科大学(東京・新宿)を巡る背任事件は元理事長、岩本絹子容疑者(78)による不正蓄財の構図を浮かび上がらせた。「1強」とされる権限で虚偽の稟議(りんぎ)を通し、大学が支出した資金を自身へ還流させた疑いがある。病院収入が減少傾向にある一方、元理事長周辺からは約4億円相当の現金・金塊が見つかった。
「他の人に頼むより安く済む」。2018年2月に開かれた東京女子医大の理事会。新校舎建設のアドバ...