東日本大震災の被災から再建した山田町の旧船越小が2025年度、学校に行きづらい小中学生が学習などに利用できる「教育支援施設」として生まれ変わる。校舎は14年に高台に移転新築したが、児童数減のため24年3月で閉校。活用策を模索してきた町は、増加している不登校の子らが生きる力を身に付ける場として使う方針を固めた。11日で震災から13年10カ月。地域の復興のシンボルは、新たな役割を担う。

 津波で全壊した旧校舎の裏山を造成し、海を望む高台にある旧船越小。岩手、宮城、福島3県で被災後に移転新築した小中高校の中で最も早く校舎が完成した。鉄筋コンクリート造り2階建てで、貯水槽や備蓄庫など防災設備も整う。