「放射線機器の不正使用」岩手県立病院が職員10人を懲戒処分

県立病院に勤める職員らが、医師の指示がないにも関わらず自分の病気を確認するため、同僚に依頼してMRIなどの撮影を行ったとして、県の医療局は、20日付けで合わせて10人を懲戒処分にしたと発表しました。

県医療局によりますと、去年6月、県立病院の職員が、医師の指示がないにも関わらず、自分の体調確認のため、MRI撮影を、ほかの職員に依頼して行ったことが分かったということです。

医療局は、▽59歳の役付職員の男性を減給1か月、▽37歳の一般職員の男性を戒告の処分としました。

これを受け、医療局が、すべての県立病院を対象に調査を行いました。

その結果、これとは別に、▽平成27年、県立病院に勤める55歳の一般職員の男性が自分の子どもの体調を確認するため、エックス線撮影をしたことが分かったとして、戒告処分としました。

さらに、▽令和2年には、県立病院に勤める職員1人が体調を確認するため同僚に依頼し同僚がエックス線撮影とCT撮影を行ったとして、1人を減給1か月、5人を戒告の処分としました。

このほか、▽37歳の一般職員の男性は、令和元年にCT装置の設定の確認のため、自分の体のCT撮影を行ったなどとして戒告処分としました。

医療局は「このような事案が再び発生することのないよう全職員一丸となって綱紀の保持に取り組んでいく」としています。

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