¨ |
[R] No.993
魔族との戦いは圧倒的に人類に不利だった。
奴らは捕虜を取らない。捕らえた、あるいは負傷で動けなくなった人間を魔族に変えてしまうのだ。 そして、その危機が今、俺の目の前に迫っていた。 「あらぁ、たくましい♪あなたが隊長さんね。どうかしら。私たちの仲魔になりませんこと?」 人間同士の争いでも、自分の土地が相手の領地に…つまり相手側の人間になってしまえば、そちらにつかなければ住む土地を失う。 ましてや異なる生物の魔族にされてしまえば、人間の側にいつづけることは難しい。人間からは敵視されるし、逆に魔族につけば仲魔として受け入れられる。 だがそれだけではない。 「誰が貴様ら魔族の仲間になぞなるものか!いずれ部下達が駆けつける。返り討ちにしてやる!」 だが後ろの二体の魔族がバカにしたように、あるいは申し訳なさそうに言う。 「わるいな、隊長さん。俺、魔族につくことにしたんだ。」 「す、すみません…だって、絶対魔族のほうが気持ちいいから」 すでに魔族に…しかもメスにされた後だった。 「ふふ、仲魔にしてあげて、ちょっと可愛がってあげたら納得してくれたわよ?」 そう、魔族の文化は、人間にとっては欲望のまま生きるのに近かった。食…そして性… 一度それに堕落してしまえば、秩序ある人間社会に戻るのは難しい。むしろそれを奪おうとする人間を敵視するようにすらなる。 部下達はレズる欲望に逆らえず、メスの魔族になりきってしまったのだ。 |
¨ |
[R] No.994
「くそぉ!俺はそうはならん!たとえとらえられてこの身を魔族にされようとも、俺は人間だぁ!」
だがかつての部下を斬る覚悟もなく、ムチムチになった彼らに取り押さえられてしまう。 ムチムチの女体を前に勝手に勃起したモノが邪魔で本領が発揮できなかった。 「ね?邪魔でしょ?それ。なくしちゃいましょう」 しまった…!魔族に一瞬の俺の想いに付け込まれた。 だがますます勃起して、ますます邪魔だと思いが膨らむのを抑えられない。魔族の術中に堕ちてしまった。 そしてやがてその邪魔なモノが消えていくのを感じて、安堵感に似た悦びを感じてしまう。 あぁ…おっぱいが膨らんで…やっぱり俺もメスの魔族にされてしまう、部下みたいに! 「さ、隊長、邪魔なモノが消えてよかったですねぇ。一緒に気持ちよくなりましょう?」 「今は俺たちが先輩です、イイ所全部教えてあげますよ」 かつての忠実だった部下達が、心まで魔族に堕とそうと俺を犯しはじめる。 「ぁ…あ♪おっぱいが…おっぱいで…ぁ、熱い…」 だ、だめだ、耐えないと…部下達みたいにエッチなことしか考えないメス魔族に堕ちてしまう。 そうなったら人間に戻ろうとか考えられなくされちまう…ぁ、あ、でも気持ちい…だめ…だ、耐えるんだ… 「ね、隊長、人間やめたらずっとこれ楽しめるんですよ?」 「他の人間にもこれ教えてあげなくちゃ。あいつら、知らないだけなんですよ」 く…そ…このままじゃこいつらみたいに、人間を魔族のメスに変えるのが当たり前と思うようになっちまう! 「俺は…俺は男だ、人間だーーー!」 もっと先を知りたい、イってみたい。そう叫ぶ体に逆らってようやく叫ぶ。 |
¨ |
[R] No.995
「辛そうね。今楽にしてあげるわ」
部下達にかわり、あの魔族が俺の股を開く。 「ぁ…」 すっかり淫猥な魔族のメスになりスイッチが入った体は、ろくに抵抗することもなく魔族に体を許してしまう。 「魔の気を分けてあげる。自分に正直になれるようにね」 「や…やめ…ぁ…何か挿って…ぁ、あ♪」 貝合わせをした股間から、何かが胎内に挿ってきて…ぁ、あ、熱い… まずい、聞いたことがある。人間を欲望の正直にさせる魔の気。 「何がまずいのかしら?あなたの本音を聞かせてほしいわぁ。」 あぁ、だめだ、気持ちいい…でも認めたら。 「ふふ、この大きなおっぱい…揉まれてどうだったかしら?」 揉まれるの気持ちいい…だめ、認めたら… 「ね?オーク達に犯された女を助けたこと、あったわよねぇ。あのときあの女達は、どう感じてたのかしら」 オークにこうやっておっぱいを揉まれて…あんなにもまれて、あの太いのがあそこに… 「ね、うらやましい、そう思っちゃわない」 …!?…だ、だめだ、これは罠だ、誘導だ、考えちゃだ…め…ぁ、あんなにされたら俺、本当に魔族に堕ちて、人間とか男とか考えずにされちゃったらきっと… 「ほぉら、もう奥まで受け入れちゃった。なっちゃいましょう?魔族に。そしたら何も恥ずかしがらずに、欲望のまま生きれるの」 「本当に?いいの、オークにいっぱい犯されてもいいの?」 俺、何言ってるんだ…でも、もう我慢できない、あの女達みたいに嫌がりながらもイかされるほどの快楽を…!でも部下の前でそんな、恥ずかしい…この恥ずかしいの消してくれぇ…! 願ってしまった。どうなってしまうか分かっていた。でもそれで俺の心が魔に染まる歓喜を感じながら、魔の気を自ら受け入れてしまった。 「どうかしら?魔族のメスになった気分は」 「はい♪オーク達の慰安要員にしてください♪」 |
¨ |
[R] No.996
あらためて自分の大きくて形がいいオッパイを、そして快楽を生み出す股間を確かめる。
あぁ、この体でオークのあれを楽しめるんだぁ。そう思うことにもう迷いも恥じらいも感じない。歓喜だけだ。素晴らしい…! さっきまで抵抗していたのがバカみたいだった。人間より魔族のほうがいい。今でははっきりとそれが分かる。 「お前たちも一緒にこないか?」 部下達も誘ってみる。 「え~?俺、男だったんですよ。レズのほうがいいですよ」 少しさげすむように言われたが、全然気にならない。俺は俺の欲望が叶えばそれでいい。 「あの、さすがにオスに侵されるのは…俺もレズがいいです」 つまらない奴らだな。せっかくメスの体になれたのに。 そうか、こいつら早々に降伏したから、俺みたいに魔の気で余計なものを消してもらえてないのか。 「じゃ、俺、オークの所に行くわ。元気でな」 俺はレズりはじめる部下達を置いて、ようやく気付くことができた欲望を満たしにオークの所へと向かった。 俺は…あいつらに犯されてた女達がうらやましかったんだ。 ------ 「隊長、行っちゃったね」 「俺たちみたいにおとなしく魔族になっとけば、オークの肉便器になんてならずにすんだのに」 「いい子達ね、ご褒美にまた可愛がってあげるわ」 「はい、お姉さまぁ♪」 魔族はニヤリとしてかつての人間の男にささやく。 「…あなたたち、触手やスライムの苗床にされた女の子を助けたことあるわよね。その子はどんな様子だったかしら?」 |