釧路空港でAIアバターが多言語案内 海外からの旅行客に対応
釧路空港に降り立った海外からの旅行客に、AI(人工知能)が英語や中国語など複数の言語で観光案内をする実験が8日から始まりました。
北海道エアポートなどが実証実験として始めたのが、海外からの旅行客の質問にAIがその場で回答する「AI案内サービス」です。
釧路空港の到着ロビーの案内所に設置されたディスプレーには、AIの技術を使ったキャラクターの「アバター」が映し出され、日本語のほか、英語と中国語、それに韓国語で話しかけると、応答する仕組みになっています。
AIは、空港の施設や釧路市内への交通手段などの問い合わせに対応するほか、周辺の観光名所の案内もできるということで、今後、3か月間の実験期間中に完成度を高めていくということです。
道によりますと、2024年度上半期に釧路地方に宿泊した海外からの旅行客は6万人あまりと、コロナ禍前(2019年度上半期)の8割ほどの水準まで回復する一方で、釧路空港では外国語で観光客を案内する人手の確保が課題となっていて、今後のAIの活用に期待が集まっています。
北海道エアポート釧路空港事業所の笹谷幸司所長は「AIを通して案内カウンターの従業員不足に対応するとともに、インバウンド客にも地域の魅力を最大限発信できるようにしていきたい」と話していました。