負の数の四則演算、答えの出し方があいまいになっているという人はいませんか。大人になると負の数を見る機会が減ってしまうことが多いので、仕方がないことかもしれませんね。
今回の問題では負の数の割り算のルールが復習できます。ぜひ挑戦してみてください。
問題
次の計算をしなさい。
−100÷(−100)÷(−100)
解答
正解は、「−0.01(または、−1/100)」です。
どうやって計算すればよいのか、すぐに分かりましたか?
次の「ポイント」で、負の数の割り算のルールを確認してみましょう。
ポイント
今回の問題のポイントは、「三個の負の数で割り算が構成されていること」です。
まずは、基本となる負の数の割り算のルールを確認しておきましょう。といっても、正の数の割り算との違いは「答えの符号の決め方」だけです。
<答えの符号の決め方(割り算編)>
・同符号どうしの割り算の答え→正の数(+)になる
例:−1÷(−1)=1、1÷1=1
・異符号どうしの割り算の答え→負の数(−)になる
例:−1÷1=−1、1÷(−1)=−1
では、改めて今回の問題を見てみましょう。
−100÷(−100)÷(−100)
左から順番に計算していきます。まずは「−100÷(−100)」ですが、同符号どうしの割り算なので、答えは正の数になります。
−100÷(−100)÷(−100)
=+(100÷100)÷(−100)
=1÷(−100)
答えが正の数になること、数字部分の割り算は正の数の割り算と変わらないことから、冒頭の割り算を「+(100÷100)」と表わしてみました。
最後に計算するのは「1÷(−100)」ですが、正の数÷負の数の割り算です。異符号どうしなので、答えは負の数になります。
1÷(−100)
=−(1÷100)
次の筆算を見ればわかる通り、「1÷100」を計算すると0.01になります。よって、答えは−0.01です。
1÷(−100)
=−(1÷100)
=−0.01
また、割り算の答えを割られる数/割る数の分数として表すこともできます。
1÷(−100)
=−(1÷100)
=−1/100
1/100は0.01と同じ数字を表します。今回は、答えの形式がとくに指定されていないので、−0.01、−1/100どちらで答えてもかまいません(答えの形式指定がされている場合は、それに従った形式で答えを出してください)。
まとめ
今回の問題では、負の数の割り算に挑戦しました。
負の数の割り算といっても、数字部分の計算は正の数と変わりません。問題は答えの符号です。同符号どうしの割り算は正の数で、異符号どうしの割り算は負の数で答えを出します。このシンプルなルールを覚えておきましょう。
他の負の数の計算問題にも、引き続き挑戦してみてくださいね。
※当メディアでご紹介する数学関連記事においては、複数の解法をもつものもございます。 あくまでも一例のご紹介に留まることを、ご了承ください。
文(編集):VY
数学とIT技術学習が趣味のWebライター。実用数学技能検定2級と数学教員免許を取得後、家庭教師や学習支援スタッフとして数学指導を行ってきた。文系と理系の別、年齢にとらわれない、誰でも楽しめる数学解説作成を目指している。
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